小林よしのり

決められる政治の恐ろしさ

小林よしのり

日々の出来事
2017年 6月 10日


TBSのテレビクルーが「共謀罪」の件でインタビューに来た。

明日の関口宏の「サンデーモーニング」で使われるのかも

しれない。

 

共謀罪は本当に嫌だ。

マイナンバー制やら、特定秘密保護法やら、権力の肥大化が

どんどん進んで来て、とうとう共謀罪だ。

通信傍受法もまもなく改正されて、監視社会が完成するのだ

ろう。

 

「決められない政治」とマスコミが批判してきたものだから、

議論無視で、数の力で、ガンガン「決められる政治」になって

しまった。

必要なのは、「議論できる政治」であって、「決められる政治」

でも、「決められない政治」でもない。

多数派になれば、「結論ありき」で、議論など尽くさず、

アホ大臣で時間つぶししておけばいいということになってる。

これを止めるのは国民だけなのだが、支持率が激減しない

限り、どうしようもない。