小林よしのり

凶暴な政権による共謀罪、根拠の破綻

小林よしのり

マスコミ・報道
2017年 5月 16日


「報道ステーション」が伝えた内容が凄かった。

安倍政権が「共謀罪」の根拠としている「パレルモ条約」は、

やっぱりテロ対策が目的ではなかった。

条約作成に関わったニコス・パッサス教授がそう証言した。

 

今のままの刑法で、条約は批准できるのだ。

本当に政府は嘘ばっかりついている。

 

国連が提案したテロ対策の条約には日本はすべて入っている。

警察はテロ対策の武器はもう十分に持っているのだ。

 

政府が「共謀罪」にこだわるのは、ただ単に監視社会を作る

ためでしかない。

 

まったく呆れた話だ。卑怯にもほどがある。

国民を騙すこんなペテンがまかり通っていいのか?

これでも明日、共謀罪を強行採決するつもりか?

狂った政権だ!