小林よしのり

正直宮川くんと嘘つき安倍くん

小林よしのり

日々の出来事
2018年 5月 22日


日本大学の宮川選手は責められない。

あのように痛切に反省し、誤魔化しのない謝罪をした

ことは評価できる。

やったことは取り返しがつかないが、あの謝罪は彼の

人生を歪ませずに済む。

もともと正直な性格だったのだろう。

たまたま指導者が悪質過ぎた。

 

これが子供の頃から平然と嘘つくような人間は、大人

になり、年季を重ねてくると、あまりにも平然と嘘をつく

人格になる。

日大の指導者たちはもちろんその種の嘘つきだが、

一国の首相にも「平然嘘つき」がいる。

 

安倍晋三くんは子供の頃に「宿題やったか」と聞かれて、

まったく手をつけてないにも関わらず、「うん、済んだ」

と平然と答える性格だったらしい。

ウソがバレて、学校側から1週間でさらに別の宿題を罰と

して出されても、本人がやらず、安倍の養育係だった

女性が代わりにやってあげていたという。

いやはや実に伸び伸びと嘘つきに成長してしまったのだ。

 

道徳の教科書に載せたらどうだろう?

「正直宮川くんと嘘つき安倍くん」という題で。

首相にまでなった嘘つきと、アメフトをやめた宮川くん、

どちらが人間として上等でしょうか?

これに答えさせるのは、子供を鍛えるぞ。