小林よしのり

山元一教授は権威主義ではないのが素晴らしい

小林よしのり

ゴー宣道場・公論イベント
2018年 4月 9日


「ゴー宣道場」、学会にも認められている一流の憲法学者

をゲストに呼んでの「立憲的改憲」シリーズ、

毎回凄くて面白いんだが、昨日は昨日で凄かった。

 

山元一教授が最高だなと思ったのは「権威主義」がない

ことだ。

わしは「権威」のある人物はいた方がいいが、「権威主義」

の人間が大嫌いなのだ。

権威があるとされている某憲法学者は、わしは大嫌いなの

だが、彼が「憲法は憲法学者のモノ」と考える権威主義者

だからだ。

 

だが、山元一教授は「憲法は憲法学者のものでなく、国民

のものだ」と明言する。

山元一という学者は今でも十分権威があるのだろうが、

ぜひ研究を積み重ねて揺るがぬ真の権威になってほしい。

 

山元教授は、レジュメを見てときめいてしまったわしの

期待通り、素晴らしく分かりやすく話してくれるのに、

面白くて深い含蓄があり、あっという間に時間が過ぎて

しまった。

質疑応答の回答も含めて、実に勉強になった。

 

控え室で、師範たちが「語らいタイム」を撮影している

真っ最中、五月蠅いだろうに、参加者からのアンケート

を無心に読む山元教授の姿には感動した。

来てくれて感謝します。