小林よしのり

色紙セットが瞬間売れで驚いた

小林よしのり

日々の出来事
2018年 4月 9日


昨日の「ゴー宣道場」で『おぼっちゃまくん』文庫全巻と

「小説幻冬」に、わしの直筆カラー色紙を付けたセットが

開場した瞬間に売り切れたと聞いて、驚いた。

並んでいた人ほとんどが買えなかったという。

 

「ゴー宣道場」の参加者は富裕層なのだろうか?

中流崩壊で、貧困層が拡大した世の中で、6500円の大人買い

ができる人が、「ゴー宣道場」の中にいたとは・・というと

失礼なのか?

わしは売れ残ると思っていた。

 

とにかく瞬間的に売れたとメールがあって嬉しかった。

担当志儀氏はさぞ喜んだことだろう。

色紙30枚は必要だったというが、30枚もカラー色紙を

描くのは無理だ。

時間がかかるし、ノーギャラでやれる仕事じゃない。

でも5枚だったら描けるので、53日の「ゴー宣道場」で

もう一度描いてもいい。

 

それから色紙を持って、会場の外で待っている人がいたが、

あれはやめて欲しい。

漫画家の場合、色紙に絵を描く作業は、しっかり机に

置いた色紙に向かって、集中力で描かないと、ちゃんと

した絵が描けない。

芸能人やスポーツマンは名前だけでいいから羨ましい。