笹幸恵

出張版道場、お疲れ様でございました

笹幸恵

ゴー宣道場・公論イベント
2018年 6月 3日

本日の「SPA!」主催・ゴー宣道場〈出張版〉は

「保守とリベラルの役割、そして立憲」というテーマで

お送りしました。

ゲストの中島岳志先生、まことに理路整然と、

そしてわかりやすい言葉で語ってくださいました。

保守とリベラルの成り立ち、

立憲主義とは何か、

立憲主義と民主主義との緊張関係・・・などなど。

 

「真に理性的な人間こそ、理性によって

理性の限界を把握している」

エドモンド・バークのこの言葉、

しみじみ良いなあと思います。

 

また保守は、「復古」「反動」「進歩」

この三つを否定するというお話も印象的でした。

私が好きな言葉「不易流行」にも通じます。

ほんと、業種問わず「老舗」こそが保守とは何かを

物語っていますよね。

原理主義的に昔を甦らせようとするのでもなく、

変わることをかたくなに拒否するのでもなく、

かといって未来のユートピアを夢見るのでもない。

 

いま、ちまたで語られている「保守」の概念が

なんと捻じ曲がっていることか!

 

この国が抱える病理を、様々な論点から浮き彫りにした

3時間だったのではないかと思います。

中島先生、ご参加くださりありがとうございました。

楽しかったです