小林よしのり

百姓は差別語ではない

小林よしのり

日々の出来事
2018年 8月 18日

『ゴーマニズム宣言』第18章のファクト・チェックを
織田氏が送ってきた。

3pのネームは大幅に修正したので、安心して欲しい。

例の単語は「アンカリング」です。

「百姓」という単語は差別語ではないし、昔は多くの
「姓(かばね)」を持つ立派な人のことだった。
それが農民に限らず「庶民」くらいの意味に変遷し、
いつの間にか、侮蔑的に使われるようになった。
本来、差別や侮蔑で「百姓」を使う方が馬鹿で、
間違ってるのだから、普通に流通させた方がいい。
敬意をもって「お百姓さん」と言うときもあるだろう。
わしは「百姓」という単語を消してしまわずに、
普通に流通させたい。