小林よしのり

井上達夫、長谷部恭男、萱野捻人らの見解について

小林よしのり

日々の出来事
2019年 5月 3日

朝日新聞に井上達夫氏のインタビュー記事が載っていた。
天皇制を「奴隷制」と言ってるが、異論はない。
論理が通っているから脳にすっと入っていく。
わしの考え方とは違うのだけれど。

東京新聞で長谷部恭男氏が皇室は国費で生活をしており、
特権があると言っているが、違和感がある。
基本的人権がないのに、国費で生活することが「特権」
なんてあり得ない。
囚人が牢屋で生活することが「特権」ではないだろう。

萱野稔人氏が「天皇は人形ではない。意思がなければ
象徴の務めも成り立たず、辞めるという意思も邪魔
できない」という見解は正しい。
ただし、眞子さまの結婚で一時金を拠出すること

理由に、国民に祝福される結婚でなければならない
というのは、馬鹿馬鹿しい。
一時金は今まで基本的人権を奪ってきた「賠償金」に
過ぎない。