小林よしのり

コロナ禍はそう簡単には終わらない

小林よしのり

日々の出来事
2020年 8月 25日

分科会の尾身会長が指定感染症2類相当の運用を
見直す議論を始めるそうだが、これを「指定感染症
から外す」朗報だと受け取って、これでコロナ禍は
終わったと安心している者がいる。
そんな簡単なことではないだろう。

無症状者が病院のベッドを占有する問題を解決したい
のだろうが、コロナ脳で恐怖の縛りにあってるのは、
医療関係者ではなくて、国民である。

むしろ富岳のシミュレーションを持ち出して来て、マスク
の有効性を強調しだしたから、5000人以上のイベント
には全員マスクで、声援なしという「新しい生活様式」で
経済回そうという企みだろうし、コンピュータのせいで、
「マスク圧」はますます高まることになる。

夏の間もマスク、秋冬はインフルエンザも来るからマスク、
これでもう一年中、女性の顔が見られないことになる。
異常な世界が今後も続いていくだろう。
テレビで洗脳した1億人のコロナ脳の世界はそう簡単には
解けはしない。
街に出て、全員マスクをつけている間は、
コロナ禍は終わらないのだ!

『コロナ論』は今のところ売れているが、初版は書店から
消えてしまった。
2刷りが出回るのは9月5日くらいになる。
まだほんの数万分しか売れてない。テレビ関係者も読んで
ないだろう。
こんなんで世の中、変えられるわけがないじゃないか。