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プロレスブームに乗らない理由
小林よしのり
あとがきを書き終え、『新戦争論1』のわしの仕事は完了した。 発売は1月28日らしい。 今は都内のホテルで『大東亜論』の仕事をやっている。 泉美さんのブログを読んで羨ましかった。 今再びのプロレスブームらしいが、残念ながらわしは今回の ブームには乗るわけにいかない。 見に行けば多分また嵌る恐れがある。 AKBだけでも、秋葉原、名古屋...
少子化は機運で解決できる問題じゃない!
小林よしのり
産経新聞が社説で「少子化問題」を語り、 「国民の機運高める年に」したいそうだ。 ふううん。 「国難」と捉えているらしい。 わしもそう思うよ。 そしてこう書いている。 「希望はある。国民の多くが結婚し、子供が欲しいと 考えていることだ。」 ここでわしは爆笑したね。 その通りだとも! 国民の多くが結婚して、子供を育てる平凡な家庭が 作...
「紀ノ川」は大人の映画だった
小林よしのり
1966年公開の「紀ノ川」を見たが、なかなか終わらない と思ったら、3時間近くの大作だった。 明治・大正・昭和を通して、「家」を巡る女3代の人生を 描く映画だが、世代的に名前しか知らなかった司葉子と いう女優の凄さがようやくわかった。 主人公が最期を迎えるシーンが、なんとも斬新に感じた のは、いまどきの映画やドラマが荒唐無稽だからという ことに気づいた。 素...
元日の「相棒」が実に良かった
小林よしのり
元日の「相棒」が良かった。 映画化する時より、テレビの特番の方がいいというのは どういうことだ? 映画化となるとスケール感を出そうとするから、国家観 に重きが置かれ踏み込み不足になり、人間洞察が薄くて つまらなくなる。 もしまた映画化するなら、今回のように右京の恋愛を 主軸にした方が面白いと思う。仲間由紀恵と右京の対決がじりじりと迫っているようで、今後の展開...
あけましておめでとう
小林よしのり
あけましておめでとう 今年は戦後70年である。 天皇陛下が年頭にあたっての感想で、「この機会に、 満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、 今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて 大切なことだと思っています」と綴られている。 奇しくもそんな年に、『新戦争論1』が発売となる。 大晦日に飯食いながら紅白とガキ使を交互に見...
レコード大賞は「権威」を取り戻せ!
小林よしのり
近年のレコード大賞は、あきれたことにこうなって いる。 第50回、EXILE 第51回、EXILE 第52回、EXILE 第53回、AKB48 第54回、AKB48 第55回、EXILE 第56回、三代目のEXILE こんな馬鹿な話ってあるだろうか? わしはAKBファンだが、説得力のある楽曲が レコード大賞を取って、そのためにAK...
政府の税制改革について
小林よしのり
自公政権が税制改正大綱を決定し、大企業・富裕層優遇 の税制を発表した。 政治献金をがっぽりもらっている企業を優遇するのは、 彼らにとっては当然なのだろう。 これで格差はさらに拡大することになる。 法人税減税の恩恵を受ける企業は、全企業の3割に 過ぎない。 一部の輸出向け大企業が恐る恐る賃上げしたとしても、 トリクルダウンは起こらないし、賃上げは...
「ラブラドール・レトリバー」レコード大賞に違いない
小林よしのり
秘書みなぼんが帰省したので、正月の間はAKBのことも 道場ブログに上げる。 AKBのこと書くと、わしが仕事してないと思われるので、 それが困るのだが、テレビをつけっぱなしにして真面目に 仕事してるのだ。 絵を描くときはテレビを点けてた方が眠くならないし、 今はシナリオ作りなのだが、完全集中してるときは、 どっちみちテレビのことは、...
宮脇咲良は例え運営が推してても可愛い。
小林よしのり
運営に洗脳されるのはすごくイヤだ。なのにやっぱり運営が強引に推してくるメンバーは特別に輝くような気がする。 レコード大賞で宮脇咲良を見て、一切汚れのない正統派の清純キラキラ感が半端ないなと思った。子供の咲良たんの印象が強かったから、いきなりまゆゆより身長が伸びてしまうと、寂しいような戸惑いがあった。 娘を持つ父親って、たった数年で成長してしまう娘、いずれ男と...
全国に散ったスタッフに連絡
小林よしのり
例の大作、第七話のコンテ、完成したので、仕事場に ファックスで送った。 スタッフ諸君は仕事始めにこれから着手してくれ。 最後までストーリーは作っていたつもりだったが、 描きながら、まだ難関があることを発見してしまった。 創作の神はやっぱりそう簡単には微笑んでくれない。 まだまだ試練を与えて楽しみたいらしい。 今から『大東亜論』のシ...
世界で最も美しい顔100人、って変だろ?
小林よしのり
白石麻衣が「世界で最も美しい顔100人」のランキングに 入ってた方が説得力があると書いたら、さっそく島崎遥香を ディスってると、AKB村のネット民が騒いでるようだ。 それは違う。ぱるるが可愛いのは認める。 最近、喘息なようで、わしも小児ぜんそくで苦しんだから、 心配している。 だが、わしはこの手のランキングには、疑問を持っていて、 何か得体の知...
正月やってる暇もなし
小林よしのり
正月の間に本を読んだり、DVDを見ようと思っていた のだが、カレンダーを見たら、今週一週間しか ないじゃないか! 来週には仕事が始まるじゃないか! だったら今週前半で例の大作の一本目のコンテを上げて、 後半で『大東亜論』のシナリオをやるだけで、 終わるじゃないか! しかも来週火曜がライジングの配信なら、ずっと忙しい ままで、正月な...
慰安婦問題はまだ続く
小林よしのり
朝日新聞で「慰安婦問題を考える」という企画が始まった。 第一回はアジア助成基金の呼びかけ人だった大沼保昭氏が 話している。 わしはすでに『新戦争論1』で、2章費やして、慰安婦問題 について描いているが、この企画は注意して見ていよう。 2月の「ゴー宣道場」では、朝日新聞の報道の仕方と、 検証委員会の総括について、十分議論したい。 1月にはBS日テレで、わしが出...
よしりん企画の忘年会で怖い顔の話
小林よしのり
よしりん企画の忘年会は、フレンチレストランに個室をとって、シェフのお任せメニューを楽しんだ。 ワインで酔っぱらって、話は毒々しくエスカレートし、 話題は「紅白歌合戦」の年寄り歌手の顔のアップの厳しさから、むしろテレ東の「年忘れにっぽんの歌」のホラー映画並みの 若作りの怖さについて、爆笑に次ぐ爆笑の展開になった。 「昔のまま」に固執して、無理がありすぎるシワ隠...