小林よしのり

レコード大賞は「権威」を取り戻せ!

小林よしのり

2014年 12月 31日


近年のレコード大賞は、あきれたことにこうなって

いる。

 

50回、EXILE

51回、EXILE

52回、EXILE

53回、AKB48

54回、AKB48

55回、EXILE

56回、三代目のEXILE

 

こんな馬鹿な話ってあるだろうか?

わしはAKBファンだが、説得力のある楽曲が

レコード大賞を取って、そのためにAKBが大賞を

逃がすのなら、仕方がないと思える。

 

だが、「恋するフォーチュン・クッキー」が大賞を

取ってないのも、レコード大賞の汚点だと思うし、

こうまでEXILEが独占するのは、あきらかに

「得体の知れない力」が働いているからだろう。

 

つまりもうレコード大賞には「権威」がないのだ。

そもそも「レコード」というものを、若者は知らない。

今はCDすら握手券付きでなければ売れないし、

若者はダウンロードしてるのだろう。

 

「権威」ある賞でなければ、来年AKBが大賞を

取ったって、本気では喜べない。

それがファンのあるべき姿ではないか?

レコード大賞は「権威」を取り戻す改革をする

べきである!