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フリラを発行する岡田真理教
小林よしのり
昨日の生放送は凄かった。 泉美木蘭さんの取材力により、麻原彰晃のミニチュア みたいな岡田斗司夫の活動が暴露され、驚きと爆笑の 1時間半だった。 岡田斗司夫の「性奴隷」の話題と、月1万円払って 岡田の信者になれる「FREEex」というカルト団体と、 そこで発行される「フリラ」というニセ通貨の話題は あまりにも衝撃的だった。 岡田のセ...
ジャーナリストには同情する
小林よしのり
イスラム国で人質になった二人に対して、覚悟して行ったの だから殺されても仕方がないと他人ならあっさり言える。 イラク戦争時の邦人人質とは区別した方がいい。 なぜならイスラム国は人質で資金を得る残虐な組織だという ことは、わかっていたからだ。 だが、二人の人質のうち、武器商人には同情できないんだが、 ジャーナリストには同情できる。 ...
『新戦争論1』タイムリー過ぎて怖い!
小林よしのり
明日は『新戦争論1』の見本が出てくるが、 発売まであと1週間になった。 今、中東で起こっている事件が、あまりにタイムリー 過ぎて、『新戦争論1』のために世界が動いている かのような錯覚を持ってしまう。 描き始めたのは去年の6月で、ISISがイスラム国を 名乗る前だったはずだ。 だがその時点で予言のように、わしは現在の国際情勢 に通じる内容を描い...
木曜夜8時、ニコ生放送で言いたい放題
小林よしのり
22日(木曜日)夜8時からの泉美木蘭さんとの 生放送は、大きな話としてはフランスの新聞社に 対するテロ事件、 あるいはイスラム国の人質事件から、 卑小な話題としては無差別性欲テロの件までを、 面白おかしく雑談しようと思っている。 木曜夜8時、パソコンの前に全員集合!
オウム真理教事件で学んだこと
小林よしのり
オウム真理教の地下鉄サリン事件からもう20年経つという。 上祐元幹部が裁判に証言者として出廷したらしいが、 あの頃はわしが「事件はオウムの仕業だ」と『ゴー宣』で 描くと、「上祐さんはそんな人じゃない」「青山さんは悪い人 のはずがない」と、わしに抗議する葉書が殺到したものだ。 信者である若者たちが、「純粋」に見えたからだろう。 オウムの信者は純粋...
遅咲きだったが、じじいにゃなれない
小林よしのり
日曜日は、午前中は例の大作の第九話のシナリオを考え、 午後は『大東亜論』のペン入れをしていた。 10枚は入れたので、月曜の早いうちに仕事場に渡さねば ならない。 月曜はペン入れの続きを終わらせて、ライジングの仕事を 済ませ、また例の大作に戻りたい。 描いて描いて描きまくるしかない。 どっかん、どっかん、核爆弾を落としていくような、 勇壮な仕事の...
「ゴー宣道場」と『新戦争論1』
小林よしのり
今朝、「ゴー宣道場」の設営隊募集が行われて、 また瞬時に13名が決定した。 設営隊長は手術で来られないのだろうから、 治ったらすぐ報告してほしい。 参加者募集の〆切は来週28日である。 そしてこの日に『新戦争論1』が発売される! 第1章は、イスラム原理主義やイスラム国との戦争の 予言となっている。 近未来SF漫画としても読める。 ...
描くべきではない悪い人の独白
小林よしのり
わしが描いたら必ず顰蹙を買う。 『東大一直線』も『おぼっちゃまくん』も『ゴー宣』も、 全部、顰蹙を買う作品ばかりだ。 「いい人」に見られたいとか、「悪い人」に見られたいとか、 全然思っていなくて、「風刺」に少々の毒があっただけだが、 世間からは「悪い人」に見られるらしい。 特にリベラル左翼の人々からは、悪魔のように恐れられる。 「...
いい人になりたいロックンローラー
小林よしのり
サザンの桑田がラジオで力いっぱい謝罪したらしい。 すべてはタダの悪ふざけだったと釈明、何の意図もなく、 何の反抗心もなかったと話したらしい。 ファンの中には右派も左派もいるだろうから、 ファンに嫌われたら商売に差し障るのだろう。 なにより在特会系の抗議マニアに屈したことがアホらしい。 やはり日本人のロッカー(?)には悪ふざけまでが限界 なのだろう。 「いい人...
保守と左翼の仕分け方
小林よしのり
高森明勅氏の「戦後70年」の論考がとても面白い。 改憲派も護憲派も、「戦後レジーム」への埋没しか 考えてないのだから、日本が国家としての主体性を 持つことを目指すのが「保守」、 主体性を失うことを目指すのが「左翼」と考えても いいのだ。 以前、TVタックルで、屋山太郎・田母神俊夫両氏と 同席したことがあるが、 「わしは自主防衛が目的だから、あな...
「公共性」に資するためにわしは描いている
小林よしのり
香山リカとわしが対談した「創」の発売は2月7日らしい。 篠田編集長が、ヒートアップするのは雑誌が出てからに してほしいと言ったようだ。 今からヒートアップして、盛り上げるだけ盛り上げた方が、 雑誌は売れると思うけどなあ。 「創」は原稿料が払えないほどの状態らしいが、わしは 言論の場はなるべくたくさん存続した方が、「公共性」に 資すると思っている...
アイヌ問題、自分の頭で考えよう
小林よしのり
議論の意味は「真実」を知るためだと思っている。 アイヌ民族がいるのか否か? ただそれだけが知りたい。 「真実」に辿り着くためなら、議論は誰がやったって いいのである。 わしのスタッフの時浦がツイッターで香山リカの意見を 見て、「これはおかしい。真実から遠ざかる」と思えば、 時浦がブログで書いたっていい。 香山リカ氏はアイヌ協会の立場を守りたい人...
「アイヌ民族はいない」という意見を言論封殺する手口とは戦う
小林よしのり
アイヌ問題は、わしの中で大きなテーマではなくなっていた のに、「アイヌ『民族』はいない」と言うだけで、 ヘイトスピーチとレッテル張りするような杜撰な意見が 出てくると、これを無視することはできなくなる。 「アイヌ系日本人はいるが、 民族はいない」という意見すら、 ヘイトスピーチだと「言論封殺」する ような悪意に満ちた手口は、 早めに打破しておか...
在日問題と、アイヌ問題は違う
小林よしのり
在日に対しても、アイヌ系日本人に対しても、 ヘイトスピーチはダメ! 在日がいることは当たり前。 元日本人なんだから特別永住権も当たり前。 在日特権などない。 以上が在日に関するわしの結論。 アイヌ民族がいるかとなれば「民族」はいない。 アイヌ系日本人がいる。 これは論理的に考えても、そう判断せざるを得ない。 アイヌ協...
「尊皇」と表現の自由
小林よしのり
イスラム教徒がムハンマドを尊崇する気持ちは、一神教だから絶対であり、強烈なものだろう。それは自分のアイデンティティーの根源である。それを侮辱する「表現の自由」は必要がない。 一方、日本人が天皇陛下を尊崇する気持ちは、もっと緩やかなものだ。だからわしは「尊崇」というよりは、「敬愛」を使いたいと思う。 高森明勅氏は相当若いころから「尊皇派」だったようで、かなり原...
サザン桑田が謝罪したのは良くなかった
小林よしのり
サザンの桑田が、在特会系の男女30人がアミューズ前に 集まって抗議したくらいで、謝罪してしまった。 ロックンローラーは本来、権威にも権力にもひれ伏しては ならない。 反骨精神を見せるのがロックの魂だと、わしは相変わらず 思っている。 どうせ商売だからと冷笑主義に陥ったらおしまいだ。 時代の風潮は移り変わるが、いつの時代にもロックの精神は 必要で、音楽だろうと...
香山リカ氏の言い分が全然わからない
小林よしのり
香山リカ氏とアイヌ問題について討論したが、まったく 理解できなかった。 わしの「アイヌ民族はいない」という意見を撤回させ たいそうだ。 だが「アイヌ民族はいる」と信じるためには、 「アイヌ民族」を定義してもらわなければならない。 何度聞いてもそれが全然腑に落ちないのだ。 「自分でアイヌ民族と思ったら、 アイヌ民族」 これでは誰でもアイヌ民族になれる。 アイヌ...
「テロとの戦争」は観光客を減らすぞ
小林よしのり
去年、パリに行っていて本当に良かった。 移民のスリから狙われながらも、ゆったり美食とワインを 堪能しながら、街をぶらぶら呑気に歩くことが出来た。 イスラム国が勢力を伸ばし始めたのはその後だし、 フランスがイスラム国の空爆に加担したのもその後だ。 いいタイミングでパリに行ったものだ。 今回の事件でフランス人は「テロとの戦争」を決意した ようだし、...