小林よしのり

ジャーナリストには同情する

小林よしのり

2015年 1月 21日


イスラム国で人質になった二人に対して、覚悟して行ったの

だから殺されても仕方がないと他人ならあっさり言える。

 

イラク戦争時の邦人人質とは区別した方がいい。

なぜならイスラム国は人質で資金を得る残虐な組織だという

ことは、わかっていたからだ。

 

だが、二人の人質のうち、武器商人には同情できないんだが、

ジャーナリストには同情できる。

これが知人の渡部陽一だったら、なんとか救出してほしいと

願うからだ。

「公的」にも、ジャーナリストは必要だ。

 

他人は無責任に何でも言えるが、知人・友人・家族だったら、

例外的に金を払ってほしいと思うだろう。