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【連載】ゴー宣を通して時代を語る:第9回 1994年その3
大須賀淳
1994年は、史上稀に見る悪質な「報道被害」が発生した年でもありました。 その舞台となったのが「松本サリン事件」。翌年3月の地下鉄サリン事件に先行して、オウム真理教が長野県松本市の裁判官官舎を狙ったテロ事件ですが、事件後に嫌疑をかけられたのは、第一通報者であり、事件で妻を亡くした近隣の一市民でした。 十分な証拠が無い状態で、全くの...
【連載】AI禅問答:第9回「AIによる悟りの可能性」
大須賀淳
ChatGPTが示したお題に生身で答えるシリーズの3回目。 いよいよ面倒くさ…もとい、一層複雑さを増してきた今回のお題は「AIによる悟りの可能性」です。 その前提となる「悟りとは何か?」がわかったら、これを書いてないで今すぐ新しい宗派を開闢した方が良いかもしれませんが、お題の文中にある「AIが自己認識を持つことは可能か」は比較的容...
フォトモザイクv2.0やるよー
大須賀淳
7月の「愛子さまを皇太子に」イベントでv1.0を発表した、皆さんからの投稿画像で構築したフォトモザイク。 どんな内容だったかはこちらの記事で! 12月の公論イベントの内容は当初と変わりましたが、予定通りアップデート版のv2.0を作り、愛子さまのお誕生日である12/1に公開しようと思います! もうすでに、7月イベント後にも新たな画像...
非道な「男子出産のプレッシャー」その実物
大須賀淳
性別を問わない皇位継承が望ましい大きな理由の一つとして、男性皇族のご結婚相手にかかる「何がなんでも男子を産まなければならない」という因習的なプレッシャーの払拭があります。 実際、皇后陛下は愛子さまのご誕生後も心ないプレッシャーを受け続け、心身のご不調につながってしまいました。 そうした感覚を持つ者は、令和の現在においてもしぶとく残...
論破兵器研究所:第8回「一君万民」
大須賀淳
皇位継承に関する「議論」で、特に男系男子固執論者からはほとんど挙がらないのが「一君万民」の概念です。 「一君万民」は一見すると封建的な考え方に見えつつ、実は国民間の平等を担保する概念として非常に優れたもので、天皇および皇室を世界に誇るのであれば(マウントの材料にするような精神性は肯定できませんが)、この「君主と庶民の幸福な関係性」は筆頭に挙げら...
【連載】プレイバック今週:2023年11月12〜18日
大須賀淳
「ニュースとしての価値」は著しく低いですが、今週は「私人逮捕系YouTuber」の逮捕が一斉に報じられました。 「私人逮捕系YouTuber」は、軽犯罪などを犯している嫌疑のある人物を追い回して動画撮影〜投稿する輩。もちろん(笑)返り討ちにあいそうなコワモテに突撃するのではなく、今回逮捕された者も、人違いの女性にチケット転売の嫌疑をかけてしつこ...
論破兵器研究所:第7回「旧宮家子孫への意向確認に関する政府答弁まとめ」
大須賀淳
「旧宮家子孫の男系男子にあたる人への、皇籍取得の意思確認」に関する国会質問・答弁を、今週11/15の馬淵澄夫議員による質問結果を加えた最新版としてまとめました(2019年のものは愛子天皇論の25章、2020年のものは同じく20章でも取り上げられています。 ぜひ、皆さんの議論や、記事・動画などの作成にご活用ください!
【連載】ゴー宣を通して時代を語る:第8回 1994年その2
大須賀淳
本日のよしりん先生のブログ SNSで傷ついたというのはダメ! 宝塚歌劇団の悪を背負う態度は立派だ これらの言葉の背景に、どれ程の苦悩や葛藤があったか、特に1994年当時にリアルタイムの読者だった(または、後に初代ゴー宣の該当部分を読んでいる)人には苦しいほどよくわかると思うんです。 単行本だとこの辺り ...
【連載】AI禅問答:第8回「デジタル断食と内省」
大須賀淳
今回は、ChatGPTが示したテーマへの考察第2回。 「デジタル断食と内省」について、生身の立場から答えてみます。 一般に、SNSやWeb、及びそれらを司るスマホやパソコンといった機器から意図的に遠ざからる事は「デジタル〝デトックス〟(解毒)」と呼ばれますが、ChatGPTが示した「デジタル断食」という語からは、単なるイメージ的な...
【連載】テクノロジー最前線?:第7回「膀胱を管理するパンツ」
大須賀淳
インパクトのあるタイトルですが、なにかアブノーマルな嗜好の話ではありません(笑) 加齢や病気により、尿意を感じなくなっての失禁に悩む方に向け、履くだけで膀胱の状態を管理できるパンツが開発されました。 これの良い所は、管を通したりX線を使うなどの身体的ダメージを伴う要素がなく、体内の電気抵抗の変化と機械学習データの照らし合わせで「放...
【連載】プレイバック今週:2023年11月5〜11月11
大須賀淳
今週最大のトピックは、もちろん「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」設置の報なのですが、この連載は原則として王道以外で行くので(笑)選んだのがこちら 最初、メキシコ1国について報道がありましたが、続報によるといくつもの国が撤退の意向を示しているようです。 2025大阪万博については、パビリオン建設のプラン変更や、そもそも建設が間...
【連載】ゴー宣を通して時代を語る:第7回 1994年その1
大須賀淳
1994年のゴー宣と言えば、まず特筆すべきはこれ! 「新語・流行語大賞」(現・ユーキャン新語・流行語大賞)に「ゴーマニズム」がノミネート。連載3年目にして、ゴー宣は文字通りの「社会現象」にまでなったのでした。 「時代を語る」にあたり、流行語は格好の材料。今回は、ゴーマニズムと一緒にノミネートした各語について、29年後の現在から見た...
【連載】AI禅問答:第7回「AIと無我の境地」
大須賀淳
今回は、Chat GPTが示したテーマのうち 1.の「AIと無我の境地」について、生身の人間として回答してみます。 「我」、つまり「自分という存在」は、その対となる他者という存在があって初めて成立します。 「無我」とは、他者への意識を完全に消す事によって、結果的に自分という存在を完全に消し去った状態と言えますが、 一...
【連載】テクノロジー最前線?:第6回「ビートルズ新曲と〝音声分離〟の今」
大須賀淳
私はビートルズが大好きですが、生まれる5年前には解散してしまい、当然ながら「リアルタイム」では体験できていません。 そんな世代のファンにとって、1995〜6年にかけて「ビートルズ・アンソロジー」プロジェクトにおいて、ジョン・レノンの遺したテープを元に仕上げられた「Free as a Bird」「Real Love」の2曲がリリースされ、「新曲リ...
論破兵器研究所:第6回「女性·女系天皇に関わる質問への上皇陛下のお答え」
大須賀淳
本日はリクエストにお応えして、2023.11.3のブログ『皇室の伝統は男系継承でなく「国民と苦楽を共にする」こと』で高森明勅先生も引用されていた、平成17年に上皇陛下(当時の天皇陛下)が、同年に提出された「皇室典範に関する有識者会議」の報告書(女性・女系天皇容認の内容)に関する記者からの質問にお答えになった一節を、宮内庁Webサイト(https://www....