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「設計主義」と近代の限界
切通理作
小林よしのり代表師範が被災地に行っている間、師範の一人として私もブログを出来るだけ書かせて頂きたいと思います。 「あなたは、食い逃げを現実に見たことがありますか?」という書き出しで始まる本があります。 ベストセラー『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』の著者が書いた『食い逃げされてもバイトは雇うな』という本です。 食い逃げなど滅多に起こらない。それを防止するために...
よしりん先生、被災地へ
岸端みな
皆さん。 よしりん先生は今日から、被災地の東北へ取材に行きます よしりん先生からのメッセージです ↓ 「今日、被災地に入ります。 救援物資を届けてから、 取材を開始します。 写真や映像とは違った感覚が、 漫画で表現できるのか、 帰ったらすぐ作品を、 描き始めるつもりです。」
道場の真価が問われた第12回
高森明勅
大震災直後の今回は、まさに道場の真価が問われることになるだろう、というのが、事前の予感、というより確信だった。 我々がどこまで本気で、真剣なのか。 この1年間に議論の質をどこまで高めることが出来たのか。 師範・門弟・道場生の間にどれだけ討議への姿勢や、相互の信頼感を共有出来ているのか、等。 敗戦以来の難局にあたり、道場がこの1年間で築き上げて来たものが、トー...
日本はどこへ向けて復興するのか
切通理作
4月10日(日曜日)のゴー宣道場第13回『大地震 有事と国民』は小林よしのり代表師範の「どう近代を乗り越えるか」という課題が、地震の中で問い直されるものとなりました。 小林よしのりさんは「義援金がまだ届かない段階で、一番最初にボランティアの人たちが活躍したのは心から尊敬する。そして国と民衆の中間にある行政が比較的役に立たず、避難所含め学校区単位で機能していた...
『第12回・ゴー宣道場』 のご報告
岸端みな
4月10日(日)午後1時 から「第12回・ゴー宣道場」 を開催しました 前回が東日本大震災の影響で中止となったことで約2ヶ月ぶり、よしりん師範が、今回が正式の「第12回」と言うので、そういうことにします。 会場は 「人事労務会館」 。初めての場所です 最寄駅の大崎駅周辺は、再開発された綺麗で便利な駅前と、少し入ったところにある閑静な住宅街が共存...
震災で日本を分断しないために
切通理作
あの3月の11日、液状化でビルが右と左に船のように揺れ、水道管が破裂し、配管が全部外れ、地上から浮き上がった街の状態。 しばらく電話が通じなかった時、彼は「日本中そうなってるのかと思った」と言います。 千葉の友人から聞きました。 建物の中のものは落ちてきたりしても、街の外観には大きな変化の印象がなかった東京の自分とは、世界の見え方がまったく違っていたん...
4/10 のプログラム発表!
岸端みな
よしりん先生の登場です 4月10日(日)の「第13回・ゴー宣道場」のプログラムを公表しておきます。 まずわしが「あと3年で日本を変える」と言った理由を説明します。 この件は偶然にも、1月のわしの講演で話した内容とも、今回の震災で顕わになった思想的問題とも関わっています。 1月の玉川区民会館の会場で見ていた者からの報告では、参加者が食い入るように...
祝!一周年!! 特別動画を配信しまーす♪
岸端みな
皆さーん この「ゴー宣道場」、 多くの方のご協力あって、 早くも1周年を 迎えることができました ありがとうございます この1年間、 あっという間でしたが、 「ゴー宣道場」の試みは、 始まったばかりです 今後とも、怒濤の勢いで 進んで参りますので、 置いて行かれないように、 着いて来て下さいねー &nb...
苦難を「分かち合う」皇室
高森明勅
皇后陛下は、平成8年のお誕生日に際しての文書回答の中で、次のようにおっしゃっている。 「常に国民の関心の対象となっているというよりも、国の大切な折々に、この国に皇室があって良かった、と、国民が心から安堵し、喜ぶことのできる皇室でありたいと思っています」と。 その為に、普段から努めたい、とのお気持ちを、お示しになったのである。 で、今まさに「国の大切な折」。 ...
「不謹慎」でも生きている
切通理作
最新第21回がUPの『せつないかもしれない』では収録する前、冒頭に震災で被害に遭われた方へのねぎらいや犠牲になった方にご冥福をお祈りする言葉を入れるかどうか、小林よしのりさんと相談しました。 全部が全部、ゴー宣道場の動画にそういう挨拶が入っているのもいかがなものか。渡部陽一さんがそのあたりのことは心をこめてやっているので、『せつないかもしれない』ではいつも通...
「第14回」 スペシャルゲストを大発表ー!!
岸端みな
今日は、来月開催 「第13回・ゴー宣道場」の 募集締め切り日です 明日の早い内に、 郵便局に行って 応募ハガキを 受け取る予定です さて、早くも、 5月15日(日)開催 「第14回・ゴー宣道場」 の 参加者募集が始まりました テーマは・・・ 『新日本人に訊け!』 &...
「ゴー宣道場」 今後の予定☆
岸端みな
皆さーん 今後の「ゴー宣道場」 についてお知らせします はい、手帳を準備して、記入して下さいねー 基本は 第2日曜 に開催していますが、5月の第2日曜はゴールデンウィーク の最終日になってしまいます。 交通機関の混雑等を考え、第3日曜 にずらして開催しますので、ご応募の際にはお間違いのないよう、ご注意下さいね 次回、「第1...
我々は「試されている」のか!?
切通理作
救援が来ずに人々が窮地に立たされているという現状はとりあえず脱したけれども、「街そのものが、そのままの状態で、打ち棄てられている」ゴーストタウン化という新しい事態に直面している。 いわき市の復旧に携わった道場参加者の方からそう教えて頂きました。 人が生命を奪われることに留まらない社会の「死」。 直接目にして、空気を感じた人にしか分からない「異様」さ「悲惨」さ...
よしりん企画に 「今できること・・・」
岸端みな
東日本大震災から、 早くも2週間が過ぎました。 この2週間で、日本の状況は 大きく変わってしまいました。 日本全体の経済活動も 萎縮してしまっています。 様々な業界が、 その影響を大きく受け、 大変な状況にあります。 出版業界も無関係ではありません ある編集者が言うには、 書籍等の販売が、...
いったい誰が「弱者」なのか
切通理作
小林よしのりさんが数日前のブログで 「東京でぜいたくに暮らしてきた者が、その供給源の人々が恐怖におののく暮らしをしているときに、安全に決まっている東京からさっさと逃げ出して、京都で安穏とこの事態をやり過ごそうとしている」 そういう人間を「価値判断において侮蔑すべき」と書いたことについて、価値相対主義に陥らない一歩踏み込んだ発言として共感し、ツイッターで紹介し...
「非常時の発狂者」の出現
岸端みな
よしりん先生が来てくれました 21日の朝、起床したら、次回「ゴー宣道場」の設営隊募集がもう締め切られていました 驚異的な速さで門弟たちが名乗りを上げて定員に達していました。 間に合わなかった人が多かったようです。 本当に熱意がすごい やる気が湧いてくるな、わしも。 門弟たちのやる気は、確実に師範方のやる気を支えるのです。 お互いにやる気を増幅させる関係ってい...
デオドラント化した「震災」
切通理作
昨日有本香さんの『夕方6時です』動画収録に立ち会わせていただきました。 有本さんが震災後に出会った大阪の地の人たちは、エネルギー調整には役に立たないと分かった上で「喪に服す」ために電気を暗くしていたそうです。そのことに感動したと有本さんが語っておられました。小林さんも、そしてもちろん僕も同じ思いを口にしました。「自粛ムード」の事例ではなく、人々の間に自然にわ...
「諦観」を織り込む「強さ」とは
切通理作
村上龍さんは11日、東京での揺れを経験した時、新宿のホテルに居たといいます。机の下にもぐりこみ、「建物が損傷することはありません。ホテルを出ないでください」という館内放送を聞いた時、ホントに大丈夫かと懐疑的な気分になりながらも、次の瞬間、こう悟ったとニューヨーク・タイムズ紙への寄稿に書いています。 このとき私は直感的に、この地震に対する根本的なスタンスを決め...
再び、地元の交番に弔旗
高森明勅
以前、地元の交番に弔旗が掲げられていたことを記した。 今、同じ交番にまた弔旗が。 若いお巡りさんに尋ねてみると、18日から掲げているようだ。 「亡くなられた方を弔う為です。いつまで掲げるかは、今のところ未定」とのこと。 町内会の回覧板を利用して、日本赤十字の募金袋が回って来た。 近所の農家の庭先には、里芋がいくつか入った袋が並べらべられている。 手書きの看板...