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「いま、ここ」の脱原発
切通理作
自民の総裁選立候補者が全員原発推進で、保守の立場から国家の危機と感じる人が一人もいないのかと落胆していましたが、先日のゴー宣道場拡大版『倫理と成長の脱原発』に参加し、脱原発は政治家が決めないから諦めるという事ではなく、自分が出来る方法を常に考え、実践していくことが必要なのだと思いました。 我々自らが科学者、技術者に対し、任せるという...
真の「国防」を捉え直す機会に
切通理作
今朝の朝日新聞の一面記事では、野田首相とクリントン国務長官の会談を報じた中で「米政府は原発推進の政策は変えておらず、日本がこれまでの原子力政策を転換すれば、米国の原子力政策や日米の技術協力、米の原子力産業にも影響しかねないことから、米側が『関心』を示したとみられる」とあります。 これ、一体誰の主...
『倫理と成長の脱原発』への最後の最後の呼びかけ
切通理作
拡大版ゴー宣道場『倫理と成長の脱原発』。ネットでの申し込みはまだ大丈夫だと思うので、もう1プッシュを。 3・11以前、僕は原発に対していまほどの危機意識を持っていませんでした。むしろ、客観的なつもりになっていて現状を知ろうともしない側の人間だったでしょう。 その私がガツンと来たのは、小林よしのりさんの二つの発言です。 ひとつは、原...
保守などいない。新しい論議の場を!
切通理作
私はゴー宣道場に関わるようになって「保守」の価値を一瞬分かったような気になり、しかし今は何も知らなかった以前以上に絶望しています。 どちらかというとリベラルな人間であった私は、「保守」と「保身」の区別もつかないところがありましたが、小林さんを通して私心を超えた保守思想の価値を理解しました、 国民との信...
本質に立ち返る『脱原発論』
切通理作
『脱原発論』売り切れ店続出で、やっと手に入れて読めたという声を聞きます。 おそらくここ数日はこの本を読んで打ちのめされているという人が全国に多いのではないでしょうか。 僕も圧倒されながら最後まで読みました。 事実の重みはもちろんのこと、小林さんの視座によりめくるめくコペルニクス的転回がもたらされる瞬間が、今回もいくつもありました。 たとえ...
当事者としての議論を
切通理作
脱原発は基本的にワンイシューであるべきで、他の問題までをもいっしょくたにして広げていくと、単なる反体制運動みたいになってしまって、保守政治家までをも動かす力にはならない。 ・・・・・・そう思ってきました。 しかし小林よしのりさんの新刊『脱原発論』を読み進める内に、自分のその言い方だけではまだ足りないのでは?と思い始めてきました。 &nbs...
AKB論に希望を見た
切通理作
小林さんから、結膜炎で留守中にブログよろしく頼むと言われたのですが、それからも小林さんは連日UPされています。 秋の道場拡大版に対しても、AKBに対しても、大きな責任を背負われている小林さんの立場をお察しします。 同時に、ちょっとホッとしています。 道場ブログでは、小林さんがAKBの話題をする時、一番アクセス数が伸びるそうです。 ...
ついに本性をあらわした
切通理作
大津いじめ事件で教育長が襲撃された事件が起きたことはこちらのブログでも話題にしましたが、いじめ被害者で自殺した少年の父親が、「暴力に訴えても解決しない」と声明を出しました。 事件関係者へのテロ行為を煽るようなことになってしまうことの責任を感じられたのでしょう。 「息子に対するいじめを知ったとき、相手を殴ってやりたい...
従軍慰安婦どころじゃない
切通理作
いよいよ明日はゴー宣道場です。 会場に来られる方、ネットでご覧になる方、お会いできるの楽しみです。 さて今日は明日とは直接関係ない話をしましょうか。 韓国が従軍慰安婦の問題を突きつけてきていますが、僕にはいつも、どうしてこの視点が語られないんだろう・・・・と思うことがあります。 それは、韓国ではホンの数...
内なる「中庸」を疑え!
切通理作
「『原発推進と脱原発の二項対立では原発問題は解決しない』これは最近の若手リベラルの知識人までが言いだしたヘタレ意見だ」 いま出ているSAPIO(8/29号)のゴー宣、小林よしのりさんの上の発言を読んで、我が意を得たりと思いました。 つくづく、一見頭のよさそうな人の「中立主義」的意識の蔓延にうんざりしていたからです。 原発推進も即刻...
いじめと差別・・・・まだ間に合う!
切通理作
ゴー宣ネット道場『切通理作のせつないかもしれない』の「『差別論』『脱正義論』を読み直す」回の後篇では、いよいよ著者の小林よしのりさんを「ゲスト」として迎え、初期のスペシャル編での二冊を振り返って頂いています。 その中で、橋下徹と新井将敬―「差別」をめぐる二人の政治家の話題が出てきます。 強い精神力を持っていなければ務まらない政治家という立...
メディアの近さと遠さでいじめを語る
切通理作
ゴー宣ネット道場の配信動画『せつないかもしれない』では、ゴー宣20周年に寄せて、初期のスペシャル『差別論』『脱正義論』を読み直す、という試みをしています。http://www.nicovideo.jp/watch/1343377507 久しぶりに読むので、忘れていたこともありました。 「寝た子を起こすな」では差別の構造は変わらない。カミングアウトをすることは...
いじめと差別の原風景
切通理作
ゴー宣ネット道場の配信動画『せつないかもしれない』では、ゴー宣20周年に寄せて、初期のスペシャル『差別論』『脱正義論』を読み直す、という試みをしています。http://www.nicovideo.jp/watch/1343377507 そこで、まず最初に番組パートナーである女優のしじみさんに「差別って、身近に感じたことがありますか?」と問うたところ、差別...
「わしズム」原稿のホントとウソ
切通理作
僕は「わしズム」31号『真夏のまなざし号』では「震災後に作られた映画のホントとウソ」っていう原稿を書かせて頂きました。 3・11以後、緊急事態とばかり、映画に無理やり「震災」を取り入れる・・・・・・そういう映画がいっぱいありました。被災地を聖地とまつりあげる映画の氾濫にお尻がムズかゆくなってしまって「それで同時代はホントに描けているのか?」という疑問が生まれ...
産経の自衛隊差別捏造について
切通理作
大津いじめ自殺事件で、加害者の肉親と勘違いされネットで実名を晒された人々が深刻な被害に遭っているということは、まさに「ネトゴミここにあり」を象徴する出来事。しかし「じゃあマスコミはどうなんだ」という指摘も、たしかに正しい。 7月23日、東京23区のうち半数近くの11区が、自衛隊の防災演習において「迷彩服を市民に見せられない」な...
ネットは地域共同体を補完する?
切通理作
大津のいじめ自殺事件後にネットで加害者とされる少年や教師の実名と写真が晒されたことについて、引き続き私のツイートにも意見が寄せられています。 そのなかで、普段はアイヌ問題に関してよくツイートされている「チャランケ」さんという方が、興味深い発言をされていました。 「現代は昔よりも移動や生活の自由度が増した一方で、...
「マスゴミ」は市民の私刑を正当化するか!?
切通理作
大津のいじめ自殺事件の加害者をネットに実名で晒すことについて「ビビってしまう」と私は書きました。 そのことの理由として、まず「もし間違っていたらどうするつもりなのでしょう」と先日のブログで書きました。コンクリ詰め殺人事件の犯人と噂されたタレントが名誉回復に苦闘したことも例に出し...
いじめ加害者を憶測で晒すことついて
切通理作
大津のいじめ自殺事件で、加害者だと噂の立った人物の実名と写真を挙げて非難している人がネットにいます。 もし間違っていたらどうするつもりなのでしょう。女子高生コンクリ詰め殺人事件の犯人だと噂を立てられてネット被害にあったタレントが名誉回復に苦闘していましたが、あの時のことからもっと学んでおくべきではないのでしょうか? 仮に有名人だからといって誹謗...