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Yahoo!意識調査、舌足らずな設問
高森明勅
Yahoo!が様々な意識調査をしている。 その中に「政府は皇族減少化の対策として、女性皇族に結婚後も公的な役割を与えて公務を継続する案を検討しています。あなたは、この案に賛成ですか?反対ですか?」という設問がある。 これは設問自体に欠陥あり。 この設問だと、女性皇族が“皇族の身分のまま”皇室に残って「女性宮家」を立て、ご公務を継続されるのか、それともご結婚後...
文科省の前川前事務次官、退任の言葉
高森明勅
愚息から長めのメールがパソコンに届いた(私の旧式携帯だと容量オーバーなので)。 文科省の前事務次官、前川喜平氏が退任にあたり、同省の全職員に送ったメールだとか。立派な文章だ。 これなら、記者会見での「出会い系バー」の話も嘘ではないな、と納得できる。 以下、その全文を紹介する。 本日、私は大臣から辞職を承認する辞令を頂戴しました。 文部科学省の皆さんが元気いっ...
「ちちんぷいぷい」ほか
高森明勅
5月24日、毎日放送(MBS)の関西ローカル番組「ちちんぷいぷい」に東京のスタジオから生出演。 番組名を聞いて、これまで視たことはないけど一瞬、出演をためらった。 しかし、毎日新聞(5月21日付)の記事の信憑性について解説して欲しいという依頼だったので、引き受けた。 終了後、永田町に移動。有能有力で実直な印象を抱いている政治家から重要な相談あり。その後、秋篠...
今後、お妃は現れるのか
高森明勅
以前は、女性宮家を創設してもお相手が現れないのではないか、という意見があった。 だが、女性宮家が取り沙汰される中でも、眞子内親王に求婚した素晴らしい若者が現れた。このような男性が今後も現れることを期待してよいだろう。 逆に、過去の雅子妃殿下への保守系メディアの心ないバッシングなどを見ていると、むしろ男性皇族のご結婚の方が難しいかも知れない。その上、皇族の減少...
読売新聞と朝日新聞に談話
高森明勅
5月19日、BS朝日「皇室2時間スペシャル」の収録後、急に朝日新聞の取材が入った。 その談話が20日の同紙朝刊に「将来の退位でも規範に」という見出しで掲載された。 この他には、元最高裁判事の園部逸夫氏「退位の恒久制度化は必要」。園部氏はこれまで、時間的余裕がないとして、特例法を推進していた。 それに対して、今の政治状況下でぎりぎり実現可能な範囲で、いかに「ル...
眞子内親王、ご公務へのお気持ち
高森明勅
眞子内親王殿下はこれまで多くのご公務に携わってこられた。どのようなお気持ちで取り組んでこられたのか。国際基督教大学を卒業された時(平成26年3月)の文書ご回答に次のようにある。 「(ご公務へのご依頼の)声をかけて下さる方々に少しでも良かったと思って頂けるよう、可能な限り力を尽くすことが出来ればと思っております」 「父からは、公的活動というものは、自分のしたい...
皇族になって戴きたいような好青年
高森明勅
5月17日は眞子内親王殿下のご婚約準備の話題で持ちきり。多くの国民が祝意を表した。私もお相手の小室圭氏の映像を拝見した。 聡明、誠実かつ謙虚。こんな素晴らしい若者がおられたのか、という印象。さすがに眞子殿下はお目が高くていらっしゃる。皇族になって戴きたいような好青年だ。
特例法「ルールなき先例化」回避
高森明勅
遂に天皇陛下のご譲位を可能にする特例法案の全文が明らかになった。 注目点は3つ。 (1)憲法違反の対応になっていないか。(2)ルールなき先例化になっていないか。(3)譲位後の天皇の称号などで不適切な所はないか。 (1)は、皇室典範を改正し、附則に特例法が典範と「一体を成す」ことが明記される。よって、かろうじて憲法に抵触しない形となった。 (2)はどうか。特例...
「自衛隊」規定追加論の愚劣さ
高森明勅
安倍首相が、憲法に自衛隊を明記する規定(9条3項)を追加する改正案を、提案した。 しかし早速、自民党内からも異論が相次いでいる。 それはそうだろう。およそ支離滅裂と言うしかない提案だから。 これまで政府は、当然ながら自衛隊「合憲」論の立場を堅持して来た。 だから今更、自衛隊を「合憲“化”」する必要など、爪の先ほどもない。よって、既に「合憲」の自衛隊を、改めて...