時浦兼(トッキー)

劣化している場合じゃない!熟読せよ!小林よしのりライジング567配信!

時浦兼(トッキー)

2026年3月3日 14:15

そこいらの論壇誌より、はるかに価値ある論考ばかり!
さあ熟読しよう!

小林よしのりライジングVol.567配信です!

今週号のタイトルは
「未成年のスマホは禁止しろ」

「思考の劣化」が言われるようになって何年も経つが、その傾向には歯止めがかからないばかりか、どんどん加速する一方のように見える。
それが端的に表れた現象が、先の総選挙における高市自民党に圧勝だといえる。

しかしこのような思考の劣化現象は日本だけに起きているのではない。
世界的な現象なのである。
そして、その元凶はスマホだ!!

スウェーデンの精神科医・アンデシュ・ハンセンが書いた『スマホ脳』が世界的ベストセラーになってから6年。
その間に、特に若者層におけるスマホの弊害はどんどん顕在化し、スマホが「ドーパミン中毒」を引き起こす、依存性の高いものであることも一般常識化してきた。

アメリカでは依存症になったユーザーが事業者を相手取って起こした裁判が始まり、オーストラリアでは世界初の「SNS禁止法」が施行され、ヨーロッパでもこれに続く動きが出ている。

ところが、日本での動きはまだまだ鈍い。
ここで、スマホが中毒症状を起こすメカニズムを解説し、規制の必要を強く説く!
今すぐ手を打たなければならない! スマホは危険物だ!!

泉美木蘭のトンデモ見聞録
「国家情報局とスパイ防止法が生む空気」

劣化思考の産物である高市政権、そのトップである高市早苗自身も、思考を劣化し尽くさせた人間である。

何しろ「憲法は国家権力を制限するものだ」ということすら知らないだけでなく、そのことを指摘されたら「私は、そういう考えはとりません」と居直ったほどなのだ!

世界中の憲法学の基本中の基本を平然と無視して、「憲法は、国家に権力を与えるもの」だなどという、自分で勝手に思い描いた憲法の定義に従って、憲法改正を目指しているのが高市早苗だ。

こんな危険な話はない。高市が目論んでいる改憲は、憲法によって国民を権力がより強く縛れるようにしようというものなのだ。

そして、同じく高市が意欲を示している「国家情報局」と「スパイ防止法」。これも、国民の活動を制限する権限を権力に与える性格のものでありながら、その歯止めについては十分な検討がなされていない!

このままでいけば、結果として重大な国益を損なうかもしれない。
劣化している場合じゃない。権力は監視しなければならない!!

【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…先日の選挙で明らかになったように、日本人の思考はどんどん安易に、短絡的になっている。
 芸能人の推し活と同じ感覚で、高市早苗を「サナ活」してしまう。アイドルの総選挙と、衆議院の総選挙の区別もつかない。高市早苗のやることなら、なんでもいい。「何かをやりそうだから」と支持し、「何か」の中身は一切問わない。批判をするのは「意地悪」だ、なんて言い草にまで同調してしまう。
 なぜ人は、そこまでモノを考えなくなってしまったのか?
 その原因は「スマホ」が決定的に大きいとわしは思っている。
 現在、世界中で社会問題化している「SNS依存」の実態、そして進む対策と規制について見ていこう。
 呑気に構えていていい問題ではない。手遅れにならないうちに、すぐ手を打たなければならない!

※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…前回の「ゴーマニズム宣言」を読んで、高市早苗が「どのような国を創り上げたいのか、その理想の姿を物語るものが憲法です」などと発言したことを知り、政治家としての無知に呆れてしまったが、発売中の『女性自身』には、さらに斜め上を行く話が紹介されており、驚愕してしまった。
 なんと高市は「憲法とは“国の理想”を書くものではなく、国家権力を制限するためのものだ」という説明に対して、「私は、そういう考えはとりません。憲法は、国家に権力を与えるものです」と反論していたのだ!
 民主主義国家における基本中の基本とされてきた常識をあっさり否定し、完全に間違った憲法観を、意味不明な自信とともに独自展開している高市早苗。
 そんな高市政権がいま進めているのが「国家情報局」や「スパイ防止法」だ。いったい、どんな目論見があるのだろうか?

※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
…先生のアシスタントの方々の離職率が低いのはなぜ?
 「必殺仕事人」が好きな理由とは?
 なぜ日本の芸能界にはロバート・デ・ニーロのように政権批判ができる人物がいないのか?
 女性の病的なまでの痩せ信仰は強い男の人に守られたいという生存戦略で、反対にぽっちゃりが好みの男性は母性を求める弱者男性?
 『戦争論』を読んで、いざ自分が兵士になった場合、先人のように振る舞えるのか?と想像しても自信がない!
 無理に存続している自称伝統は、延命治療で無理やり生かされている管だらけの老人と同じでは?
…等々、よしりんの回答や如何に!?

目次

  1. ゴーマニズム宣言・第596回
    「未成年のスマホは禁止しろ」
  2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第391回
    「国家情報局とスパイ防止法が生む空気」
  3. Q&Aコーナー
  4. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
  5. 編集後記