感想続々、ありがとうございます!
現在発売中、
SPA!2025年12月30日・2026年1月6日合併号掲載、
ゴーマニズム宣言『神功皇后論』
『ボンミナ、タブラツヒメの娘』
感想をご紹介します!!

【京都のSさん】
最新回を拝読しました。タラシヒメ(息長帯姫:ヤマトの女王)、カジカ(クマソ連合のイチ領主・峠タケルの妹)、ヒミコ(卑弥呼:邪馬台国の女王)に続く猛女が登場しました。タブラツヒメ(田油津媛:土蜘蛛の女王)です。タラシヒメもタブラツヒメも、男の本能(タラシヒメの身体に魅了される/タブラツヒメの娘=ボンミナが可愛かったので攫ってしまう)に従って行動する羽白熊鷲(有翼人:筑紫の支配者)が可愛そうになるぐらいに翻弄し誑かしていきます(笑)。
でも、こういう猛女が多く居たからこそ、日ノ本は古墳被葬者の半数が女性という姫氏国になったのでしょう。
【まいこさん】
冒頭からの強烈なるたぶらかし!肉感的で触覚、視覚にダイレクトに響くタラシヒメの魅力に「タブラカシ、ウラヤマシ」熊鷲と共に幻惑されてしまった諸兄姉はきっと多いはず。
「女はカラダだろう!」と言い切ってしまう熊鷲の言葉は真理で、アメノウズメの肢体に天照大神までもが魅せられて、世を照らす原動力となるのが我が国の文化であることも示唆してくださいました。
そしていよいよ、雄々しき女性首領の登場。日本書紀には熊鷲よりもさらに記述の少ない土蜘蛛のタブラツヒメが、ボンミナという娘と、熊鷲との関係性を与えられ、血肉の通うキャラクターとして顕われると、古代、前方後円墳に埋葬された首領の半分近くが女性であることが、本当に活き活きと実感できます。
小林先生との対談で、「神武」をはじめとした古代史の作品を描いた安彦良和氏は「土蜘蛛が穴に住んでいたのは快適だったから」と仰っていましたが、「神功皇后論」で描かれるタブラツヒメは、高くそびえる天空の城を構え、ショッカーのごとく数多の戦闘スパイダーマンを従える勇猛な女性で、育メン熊鷲よりもずっと、タラシヒメと対するに相応しい。
愛別離苦も絡み合う闘いの行方、次回も楽しみです。
【ダグドラえもんさん】
今週の神功皇后論、早速拝読致しました( ̄^ ̄)ゞ‼︎
前回墜落してからの冒頭で美しい真っ裸のタラシヒメにヘッドロックを食らうという、実に羨まし…ではなく、恐ろしい目に遭いつつも男の本能でタラシヒメにメロメロになりそうな熊鷲とそんな熊鷲を取られたくない想い一心でタラシヒメに吹き矢で対抗するボンミナ、そして更にはそんなボンミナのママのタブラツヒメのコレまた強烈なキャラでの熊鷲にブチギレる表情のラスト…さぁ、熊鷲の運命は年明けに持ち越し…で、めっちゃ修羅場の結末がどうなるかがますます楽しみになって来ましたよっ\\\٩( ‘ω’ )و ////
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今週もめっちゃ最高に面白い漫画をありがとうございます〜٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
【あしたのジョージさん】
最新回を観ました。
タラシヒメの兵に火矢で撃ち落とされて湖に沈んだ熊鷲でしたが、ミナボンじゃなくてボンミナに助けられて一先ず良かったですね~
熊鷲は、「健全な精神は健全な肉体に宿る」の言い間違いみたいに「豊満な心は豊満な肉体に宿るっ!」と言い切りましたが、ボンミナの「意味わかんねっ!」というセリフが、もっともだなぁ〜と思いましたね~🥹
ヤマト軍が攻めてきてボンミナを安全な母親の元に返しに行きましたが、その母親が、マッドマックス 怒りのデスロードに出てくるイモータン・ジョーのような威圧感のある母親で、周囲を蜘蛛のような格好をした兵達に守られて何とも異様な集団ですね~
自分の娘をさらって行った熊鷲に向かって「許さん!」と言い放った母親でしたが、次回、熊鷲の運命がどうなってしまうのか楽しみですね~
【ゴロンさん】
今回は、ボンミナの活躍回でしたね。タラシヒメを倒してしまうとは。
その後の羽白熊鷲のセリフ「女はカラダだろう!豊満な心は豊満な肉体に宿るっ!」には笑ってしまいました。そんな力説されたら、ボンミナちゃんも意味わかんね、と怒るしかないですね(私は分からんでもないですが)。
土蜘蛛の女帝タブラツヒメに、ボンミナを返しに行った羽白熊鷲、ただでは済まなそうですね。次回、彼の運命はいかに。
しかし、タラシヒメにたぶらかされそうだったのに、ヤマトの王を説き伏せれば侵攻を止められる思っていたり、さらった子を返しに行ってもお咎めなしと思っている節があったり、熊鷲はやや甘ちゃんでしょうか。
皆さん本当によく直感的に読み取っていただいて感謝感激です!
空翔ける鳥人・羽白熊鷲が、どういうわけだかどんどん悲哀を帯びていく。
それに対して、タラシヒメやタブラツヒメの力強さがどんどん際立って行く。
熊鷲はこれからどうなっていくのか?
そして絶対不可避のタラシヒメ対タブラツヒメの戦いの行方は?
古代から語り伝えられていながら、誰も見たことのなかった物語はまだ始まったばかりです!
これからの展開にぜひご期待ください!
そして、まだ読んでいなかった方は、来年発売予定の単行本を絶対にお見逃しなく!!