小林よしのり

嫌韓流の作者と安田浩一の対談を読んだ

小林よしのり

ゴー宣道場・公論イベント
2014年4月12日 11:14


ジーツーという雑誌で『マンガ嫌韓流』の山野車輪と

安田浩一の対談を読んだ。

在日特権があるかないか」という話になれば、

安田浩一に敵う者はいまい。

山野車輪は徹底的に論破されている。

在日特権はあるということにしておかねば、山野車輪

があの漫画を描いた意味もなくなるし、在特会が運動

する意味もなくなってしまう。

だから安田浩一氏の「在日特権などない」という主張

は、できるだけ普及させた方がいい。

 

この『嫌韓流』が出たとき、『戦争論』に似ていると

言われて不愉快でしょうがなかった。

似ているのはナショナリズム肯定だけで、テーマの

複雑さや意義はまったく違う。

ネットの中の嫌韓カルト言説を集めて漫画にするって、

作家性はどうなるんだ?

当時、わしは「週刊金曜日」のインタビューに応えて、

『嫌韓流』を批判した。

 

だが山野自身がわしの影響を受けたと言っている。

それなら言うが、『差別論』は読んだのだろうか?

影響を受けなかったのだろうか?

さらに『戦争論』のテーマは「個と公」であることが

読解できたのだろうか?

「戦争論」執筆時はまだ説明が未熟だが、342pに

国のために部落差別なんてあっちゃいけない」と

書いている。

わしは『差別論』の著者だから、在日差別だって

あっちゃいけないと考えるのは当然だ。

 

さて、明日の「ゴー宣道場」は、どんな展開になる

だろうか?