小林よしのり

STAP細胞がなかったら、人格否定はOKか?

小林よしのり

日々の出来事
2014年 4月 12日


いまだにSTAP細胞があるとかないとかいう結論を

出したがってる者がいる。

論文の不備だけで結論が出せるのなら、理化学研究所も

1年がかりで「再現性の実証」をやってみる必要はない

だろう。

小保方さんの人格の問題と、STAP細胞の有無の問題は、

全く別である。

 

小保方さんを擁護すること=STAP細胞がある

小保方さんを誹謗中傷する=STAP細胞はない

 

という図式は間違ってると、わしは言っている。

 

STAP細胞がなくても、わしは小保方さんの人格を

全否定しない。

なぜなら論文には権威ある共著者が名を連ね、

発表したのは理化学研究所だからだ。

何か別の細胞を、小保方さんがSTAP細胞と見誤ってる

可能性はあるが、それなら共著者の責任の方が大きい。

小保方さんは利用され、トカゲの尻尾切りされてるの

かもしれない。

 

週刊文春や精神分析医のように、小保方さんの人格否定を

根拠に、STAP細胞も否定するのは、あまりに非科学的な

態度である。

・・・と言っても、どうせネットの普及で性急になってる

大衆は、STAP細胞の有無の結論を、一刻も早く出したがり、

それを小保方さんへのバッシングに繋げたくてたまらない

んだろう。

 

小保方さんをバッシングしたい。

在日朝鮮人をバッシングしたい。

小林よしのりをバッシングしたい。

わしは耐えられるが、普通の人は耐えられないものだ。