高森明勅

竹田恒泰氏いわく、「在日は宝」

高森明勅

2013年11月4日 09:04
『WiLL』12月号に、
これまで「旧皇族」を名乗ってきた竹田恒泰氏のインタビュー記事が
載っている。

新刊についての著者インタビューだ。

その中で、インタビュアーが
「日韓関係において非常に新鮮だったのは、
『在日の方を味方につけるべし』とのご意見でした」と発言している。

ということは、私は読んでいないが、
新刊の中でそうした主張を行っているのだろう。

竹田氏はその発言に、次のように応答している。

「在日の方々との間には、いまはヘイトスピーチや在日特権、
通名問題などいろいろ議論はあります。
しかし、保守派の方々がひたすら叩く方向に行っているのは
いかがなものでしょうか。
…講演会で、『在日は宝だ』という話に少し触れました。
すると、講演が終わったあとに目を真っ赤にした青年が
駆け寄ってきて、握手を求めてきた。
彼は、在日朝鮮人…の方でした。
…在日であるがゆえに全否定というのは、
いささか日本人の感覚ではないなと思います」と。

アレレ?たしか同じような名前の人物が、
テレビ番組で「宝」であるはずの在日の人々に
「ヘイトスピーチ」を繰り返して批判されている団体を擁護し、
番組を流したテレビ局が謝罪したとか、
「通名」についても全く見当外れな取り上げ方で
在日批判を展開したとか、
つい最近、耳にしたような気がするんだが。

きっと気のせいか、別の人物のことだろう。

だから、「目を真っ赤にし」て握手を求めた
在日朝鮮人の青年がまんまと騙されたなんてことも、
無いんだろう、多分…。