小林よしのり

「本多猪四郎」戦争になると突然面白い

小林よしのり

ゴー宣道場・公論イベント
2014年 12月 4日

切通理作氏の『本多猪四郎』を読んでいるが、

「第四章 東宝自衛隊」から突然面白くなってきた。

黒沢明の『夢』の「軍隊の夢」に関わっていたのか。

もう一度見なきゃならん。

「第五章 大日本帝国軍人・本多猪四郎」になると2・26事件の

昭和天皇への評価の話が出てくるわ、伊藤佳一の名が出てくるわ、

なんと本多猪四郎が慰安所の管理をしていたことが出てくる。

そのときの回想が実にリアルで、まったく凄い。

戦争になると今のわしの仕事に直結するから、ためになる記述の

宝庫だ。

よっしゃ、先を読むぞ!