小林よしのり

感情の「表出」はスルーか、削除

小林よしのり

小林よしのりライジング
2014年 12月 4日


切通理作氏の『本多猪四郎』を読み始めたが、そもそも怪獣映画を

こんなに見てないから、出てくる映画が全然わからない。

わしが子供のころは、親が怪獣映画なんか見に連れて行って

くれなかった。

親の好きな映画は、東映の時代劇が主で、美空ひばりとか大川橋蔵

の映画しか見てない。

したがって今のところ難解で、なかなか読み進められないが、

頑張る。

 

秘書みなぼんに尋ねてみて知ったのだが、「ライジング」の購読者は

少しづつだが、案外増えている。

ネット配信の影響力は微々たるものだと思うが、政治や社会状況を

論考する『ゴー宣』は現在、月一回「SAPIO」の2pしか描いてない

から、文章だけにせよ毎週書いておくことは意味があると思う。

 

問題はコメント欄が荒れることだが、横にコミュニケーションを

とると、その疑似共同体(的な仲間内で)評価されない者が、

和を壊したくなって、荒らしが始まる。

説得不可能な感情の「表出」を、説得しようとして、結局憎悪の

応酬が始まる。

 

宮台真司氏が分析した、ネトウヨは感情の「表出」だから、

「表現」による説得は不可能というのは見事な概念整理だ。

感情の「表出」による荒れたコメント欄を外部から見たら、

購読する気も失せる。

つまり営業妨害になる。

常識を逸した書き込みは、徹底的に「スルー」してほしいが、

こちらでも荒らし目的や、頻繁すぎる書き込みは、営業妨害に

なるから、削除しろと時浦に伝えた。