小林よしのり

予言的中!安倍は「河野談話」を保守する!

小林よしのり

2014年 10月 1日


安倍晋三が「河野談話」について、「安倍内閣で見直すことは現在

考えていない。新たな談話の発表も考えていない」と改めて明言した。

朝日新聞が吉田証言を虚偽だと認めても、「河野談話」を見直すことは

できないと、わしが予言した通りだ。

 

いや、そもそも第二次安倍政権発足の一昨年末から、わしは

安倍首相に河野談話の見直しはできない」と予言していた。

別に当てずっぽうで言ってるわけではない。

慰安婦問題の構造と、世界の認識と、安倍政権の体質を考えれば、

論理的に「河野談話の見直しは不可能」「新談話も不可能

河野洋平の国会招致も不可能」とわかるだけであって、

自称保守&ネトウヨが、尋常ならざる「ど阿呆」なだけである。

 

朝日新聞バッシングに明け暮れていても無意味だと、わしが口を

酸っぱくして言っているのに、未だに「ど阿呆」どもは

わかっていない。

これからジワジワと現実が見えてくるのだろう。

自称保守は世論のミスリードばかりしている。

洞察力がゼロと言っていいほどの「ど阿呆」なのである。

 

櫻井よしこはどうするのかな?

朝日新聞の廃刊を達成すれば、河野談話も見直せると言うのか?

「正論」や「Will」といった自称保守論壇は、安倍晋三を批判

できるのか?

「河野談話」を保守する安倍を批判しないで、朝日新聞のみを

批判するというのもおかしな料簡だねえ。