小林よしのり

朝日新聞「ヘイトスピーチへの処方箋」への違和感

小林よしのり

2014年10月2日 02:46


朝日新聞で「ヘイトスピーチへの処方箋」という特集記事が載って

いて、3人の識者のインタビュー記事が載っている。

そこに樋口直人という社会学者が、在特会を調査したとして発言

しているのだが、正直って呆れた。

 

差別デモの参加者は「社会性がなく鬱積した感情の捌け口を求めて

ヘイトスピーチしてるのではない」と言うのだが、在特会の活動家

34人の「学歴」と「職業」で、普通の市民と認定してるのだ。

大卒が24人、京大卒も東工大もいると言い、正規社員が30人で

非正規は2人、ホワイトカラーが22人、ブルーカラーが6人などと

分析している。

 

この社会学者はオウム真理教の幹部が高学歴だらけだったことを

知らないのだろうか?

高学歴で正社員でホワイトカラーなら普通の市民のはず、

低学歴で非正規でブルーカラーなら不満分子という分類は、

それこそが差別じゃないか!

高学歴だろうと高所得だろうと、心の空洞を抱えてテロまでやらかす

人間はいるのだ。

 

社会学者や精神分析医という職種の人間は恐ろしい。

日本社会はやはり学歴信仰が未だに強くて、人間性まで学歴で判断される。

しかも30人の調査で何がわかる?

その下にはやはり不遇な中年童貞がいるかもしれないじゃないか。

選ばれた30人の証言で判断するのは、本田勝一の「中国の旅」の失敗と

同じになる危険性が高い。

学歴差別、職種差別では、真実は見えてこない!