高森明勅

公明党はやっぱり「下駄の雪」?

高森明勅

2014年6月20日 07:59

集団的自衛権を巡る与党協議で、公明党は「慎重」
議論を求めながら、決して真正面から「反対」はしていない。

これは早くから、この問題で連立離脱はあり得ない、
として来たことと符節が合っている。

要は、メンツさえ立ててくれれば、いつでも矛を収めるってこと。

憲法解釈を変更する閣議決定は、
別に今の国会中にやる必要はない。

年末の日米防衛協力のための指針(ガイドライン)
の再改定を睨んだ
話だから、秋の臨時国会の召集迄にやれれば御(
おん)の字。

安倍政権にとって、まだまだ時間はたっぷりある。

なのに、今国会中を目指していたようなポーズを取った。

何故か?

 理由は簡単。

公明党に配慮して、閣議決定を遅らせたかのような格好にすることで、
公明党のメンツを立ててやり、恩を売る戦術だ。

余りにも見え透いた手口で、公明党も随分、安く見られたもの。

その上、足元を見られて、根回しなしでワンランク上の
集団安全保障」まで、丸呑みを迫られている。

「踏まれても ついて行きます 下駄の雪」。

公明党は理念もへったくれもない、
ひたすら政権与党の座にしがみつきたいだけの「下駄の雪」だと、
自ら証明するのか、どうか。

国民は注視すべきだ。