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小林よしのり

『大東亜論』のために福沢諭吉の勉強

小林よしのり

日々の出来事
2016年 3月 19日


今日は『大東亜論』の続きを描くために、福沢諭吉を勉強した。

福沢が分からなければ、植木枝盛の思想との差を掴めないから

である。すごく面倒なのだ。

福沢を深く描くわけでもないのに、植木を描くために勉強

しなければならなくなる。

回り道をしなければ続きが描けない。

それでいて、漫画にするときは徹頭徹尾、娯楽にせねばならない

から、福沢について描くのは数コマだろう。

今日はとにかく勉強だけの一日、明日からはシナリオを書きつつ

細部を詰めていこう。

小林よしのり

漫画家

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」（光文社）にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」（扶桑社）にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」（幻冬舎）にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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