高森明勅

嘘つき東電、また嘘をつく

高森明勅

2016年 2月 25日

平成23年3月14日、福島第1原発で1号機55%、
3号機30%の核燃料が損傷していた。

15日には2号機でも35%損傷。

にも拘らず、東京電力はメルトダウンとの発表を避け続けた。

何という嘘つき企業か。

ところが、5年も経った今年の2月25日になって

「(5%以上損傷をメルトダウンと判定する)マニュアルを
十分確認せず間違った発表をした」と謝罪。

嘘に嘘を重ねるとはこのこと。

呆れ返った厚顔無恥さ。

わが東電はこれからも嘘をつき続ける!と自ら宣言したに等しい。

こんな会社は金輪際、信用してはならない。

万一、今度の発表が事実なら、それはそれで戦慄すべき底抜けの
デタラメさ。

いずれにしても、こんなところに原発など任せちゃいかん。

電力事業という公共性の極めて高い分野に関わらせちゃいかん。

どこまで国民を舐めたら気がすむのか。