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小林よしのり

近藤正臣は凄い役者だ

小林よしのり

芸能・文化
2015年 12月 20日


「あさが来た」の祖父・正吉が死んでしまって残念だ。

近藤正臣はじじいになって本当に凄い役者だと分かった。

じじいになって輝く役者なんてめったにいないだろう。

 

「柔道一直線」のときは気障なカッコいいライバル役で、

ピアノの上で踊っていた記憶がある。

 

あの若くてカッコいい近藤正臣が、じじいになって再び

テレビドラマに登場するようになったが、妖気を放つ

ようなクセのある役者になっていた。

近藤正臣が出ていると、つい引き込まれてしまう。

 

わしは女優しか興味がなくて、男優に魅せられることは

滅多にないのだが、近藤正臣には目が釘付けになる。

また他のドラマに出てほしい。

 

しかし「あさが来た」は、あさの夫・新次郎がふゆを

妾にせずに、妾の子も産まずに終わってしまいそうだな。

小林よしのり

漫画家

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」（光文社）にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」（扶桑社）にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」（幻冬舎）にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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