小林よしのり

文明とテロ、南洲翁の遺訓から学べ

小林よしのり

政治・経済
2015年11月19日 02:47


パリのテロ事件、痛ましいことだが、その後の各国の反応は

ナショナリズムと「テロとの戦い」は絶対正義ということで、

フランスもイラク戦争のときは反対だったのに、自国がやら

れるとアメリカと一緒か。

 

911のときと同じ論議をしても意味がないが、空爆もテロ、

それが分からぬものは教養がない。

 

ロシアが実に賢いな。プーチン、ワクワクしてるだろうな。

 

わしはアメリカよりもフランスの方がはるかに好きなんだ

けれど、国の理念と移民政策が矛盾している。

ここはルペンの方が筋が通る。

 

イスラム国を敵とするなら、空爆という「点」で攻めても

全く無意味。本気でない証拠だ。

本気なら米露仏英は地上軍を降ろして、「面」で制圧する

しかない。

もちろん、軍事ではテロは根絶できないが。

 

911のときにヒステリックなバッシングを受けたから、

今度は積極的には言う気がないのだよ、わしは。

 

ひとつ言っておくと、西郷隆盛の遺訓。

「文明とは道の普く行はるるを賛成せる言にして、官室の

荘厳、衣服の美麗、外観の浮華を言うには非ず」

この言葉の「道」とは何か?

王道か覇道かの問いであって、まさに『大東亜論』のテーマ

であり、次回「ゴー宣道場」のテーマ「道徳」に繋がるの

である。

君たち、もっと深く考えられるように「ゴー宣道場」に応募

せにゃダメだって。