小林よしのり

南沙諸島への米海軍の航行を支持する

小林よしのり

政治・経済
2015年 10月 16日


中国による南沙諸島の軍事基地化を許してはならない。         

いくらなんでも東南アジア諸国のど真ん中に軍事基地を作る

というのは、暴挙だろう。

地図上で見れば、明白に中国からは遠く、確実にあの海域は、

日本・台湾も含む東南アジア諸国の公益に資する航路である。

この海域を守るために、米艦隊が出動すると言うなら、

わしは支持する。

中国との間で局地戦になっても、南沙諸島の軍事基地化は

断念させねばならない。

日本もこの局面においては後方支援しても良い。

安保法制が成立したのだから、憲法9条の範囲内で、

後方支援できるはず。

集団的自衛権の行使には、「日本の存立危機事態」という

制限が付いてたが、「東アジアの共通の航路を、中国に管理

されるのは、日本を含むアジア諸国全体の存立危機である」

と、説明すればいい。

「戦争はダメだ」と言う者は、直ちに中国政府と話し合いで、

南沙諸島の軍事基地化を断念させてくれ。