大須賀淳

日本国内に出現した「戦時下」

大須賀淳

2026年3月19日 08:30

私は、色々と米軍関係の施設が集中したエリアに住んでいます。

 

「地元民」にとって米軍施設は、年に何度かの「祭り」に遊びに行く対象でもあり、それらのイベントはある種の「風物詩」的な存在ともなっています。

 

そんな中、このようなアナウンスがありました。

 

まず補足すると、このイベントは、普段は荷物チェックなどを受ければ誰でも入れるオープンなイベントです(セキュリティのレベルは「皇居の一般参賀と同じくらい」と言うとイメージしやすいかと思います)。

 

そのイベントが、普段から通行パスを持っている関係者のみの「クローズド」になる。現在、米国は「戦時下」なので、「軍事施設」に入場制限が生ずるのは「当然」ですね。

 

さて、入場制限が生じたのは「米軍の施設」ですが、その土地は「アメリカの領土」ではありません。比喩や皮肉的な表現では「日本の中のアメリカ」と呼ばれますが、土地自体は間違いなく「日本国の領土」です。

 

「日本国の領土」の中に、日本が参戦していない戦争による「(一般の)日本国民が入れない場所が生じた」のが、現在の「リアル」です。

 

北方領土や尖閣や竹島といった「ややこしい場所」ではなく、都内への通勤エリアのフェンス一枚向こうに「戦時下」は存在しています。

 

ニヒリズム的に言ってしまえば、米国がどれだけ暴走しようと、日本が全く「関わらない」事なんて不可能なんです。

 

それは非常にデリケートな「事実上の」おためごかしの上に成り立っているものですが、いま日本国の首相である高市早苗は、明確に不法占拠されている事が明確な六本木のヘリポートからトランプ大統領と空中デートして横須賀に向かい、米国空母の上でピョンピョンはしゃいでみせる。

 

もう、「日本は独立国家として米国とは一線を引いたスタンスをとる」なんて、全く不可能ですよね。現政権の振る舞いを続ける限り、日本は米国と一体。イコール、現在の日本は「戦時下」です。

 

日本国内では、米軍の「桜まつり」が完全戦時下体制になっていますが、米国に渡った高市早苗は記念の桜の植樹イベントを行うらしいですね。

 

それが「軍事行動」とイコールであるという意識を持った人物、現政権内に存在するのでしょうか?