小林よしのり

ニート国民に告ぐ

小林よしのり

政治・経済
2015年 9月 16日


安保法案は矛盾の総合デパートみたいなものだ。

合憲の根拠を砂川判決だと言うに至っては、恥というものを

知らない連中だなと思うし、そこまでアメリカに

抱きつかなきゃ生き残れない日本なら、なんで尖閣諸島を

国有化したのか、全く理解に苦しむ。

 

一方で憲法学者の長谷部恭男も木村草太も小林節も、

なんで自衛隊を合憲とする解釈改憲を良しとしていたのか

理解に苦しむし、長谷部氏に至っては特定秘密保護法案まで

良しとしていたのだから、矛盾がありすぎる。

 

国会前では「デモこそが民主主義」と叫んで、間接民主制を

否定してるし、本当は「しばき隊」に感化された左翼のくせに、

無色透明に騙してるし、早くやめたいと言ってたくせに、

むしろこれからだと運動に嵌っている。

若者代表のくせに国会の権威に屈して髪を黒く染めてるし、

ロックのひとかけらもない。

 

右から左までペテンだらけだが、報道はこのペテンの乱立に

目を瞑って、右か左の陣営からプロパガンダばっかりやっている。

こんな馬鹿な国民でいいのでしょうか?