高森明勅

悠仁殿下をお1人にしてはならない

高森明勅

2015年9月6日 19:18

9月6日、秋篠宮家の悠仁親王殿下のお誕生日。

満9歳を迎えられた。

心からお祝い申し上げる。

だが繰り返す迄もなく、今のまま歳月が流れたら、
皇室は悠仁殿下お1人だけになってしまう。

これも改めて言う迄もないが、現在の制度では内親王、
女王方はご結婚と共に、皇室から離れて行かれる。

やがて世代が交替すれば、残るのは悠仁殿下のみ。

皇室の全てのご公務も当然、お1人に集中する。

その事実は、殿下のご結婚にも重大な障害になりかねない。

それで最悪、ご結婚相手を得られないような結果になれば、
畏れ多いことながら、皇室はもはや存続できなくなる。

幸い、ご結婚されても、皇室には悠仁殿下の他、妃殿下と、
お子様に恵まれたら、その方々が加わるだけ。

最善、最良のシナリオでも、そのようにしかならない。

そこまで「極小」化すれば、もはや皇室の末長い存続は望みが薄い。

そうした悪夢のような事態を避けたければ、10年後、
20年後
ではなく、今のうちに手を打たなければならない。

にも拘らず、安倍政権は女性宮家の検討を敢えて白紙撤回。

代わりに(?)
元女性皇族で民間人になった方々に、
皇室のご公務を分担して戴く
という、皇室の存続には一
切、役に立たず、
むしろ皇室と国民の区別をないがしろにし、
国民平等の大原則をも
踏みにじる愚策を持ち出そうとして、
さすがに引っ込めただけ。

やっと危機打開に向けて僅かに動き出そうとした流れを
ご破算にし
たまま、無為無策の内に貴重な時間を空費した。

これを客観的に見れば、皇室を潰したいとしか思えない。

このまま手をこまねいて、皇室の消滅を、
ただ待っているつもりか。