小林よしのり

わしは分身の術を使っていたのか?

小林よしのり

日々の出来事
2016年 5月 29日

やっぱり『ゴー宣』の読者は、わしのギャグ漫画を読んで

ない者が多いらしい。

ライジングコメント欄に「『東大一直線』の頃は生まれた

ばかりで、『おぼっちゃまくん』の頃は大学生と、まったく

小林先生のギャグ漫画とは縁のない世代」と書いてあった。

 

すごいね。つまり、わしがギャグ漫画家だということを

知らないということになる。あちゃーーー。

 

だから『東大一直線』のファンと、『おぼっちゃまくん』の

ファンと、『ゴーマニズム宣言』のファンは別々に存在して

いるんだよな。

中にはこの3作品が同じ作者だと知らない人もいるのだ。

 

特に多いのが、『おぼっちゃまくん』と『ゴーマニズム宣言』

の作者が同一だと知らない人たちだ。

『おぼっちゃまくん』のファンは、「今は何を描いてるん

ですか?」と聞くからな。

「消えた漫画家」だと思っているのだろうから、すごく虚しい。

描き下ろし単行本で、消えてないということを証明しなければ

ならない。

 

さらには「朝ナマ」に出てる小林よしのりと、『おぼっちゃまくん』

の小林よしのりが同一人物ということも、知らない人がいる。

 

もっと言えば、AKB評論家、『AKB48論』の小林よしのりは

知っていても、漫画家ということすら知らない若者がいる。

なんてこったよ。

 

全部、集めたらすごい人数になるだろうけどね。