高森明勅

パソコン復活!

高森明勅

2016年 5月 29日

拙宅のパソコン、随分古びていた。

それを見かねた長男が先日、自分の使っていた性能の良い
新型のパソコンを、
プレゼントしてくれた。

実に快調。

と思っていたら数日前、急にダウン。

家内が画面全体がグレーになって全く動かなくなった、
と訴えて来た。

彼女は私に劣らぬ機械音痴。

私にも勿論、手の打ちようがない。

仕方がないので、前のパソコンで具合が悪くなった時に
たまにやっていたように、
一度コンセントを抜いてまた差すという、
幼稚で粗っぽい手段に出た。

前はこれで結構トラブルが解消していた。

ところがダウンしたまま動かなくなってしまった。

わが家にはテレビがないので、家内は
まるで社会から切り離されたよう」と不平を鳴らす。

私は新聞とラジオあれば特に不足はない。

むしろパソコンが無い方が清々して気持ちが良い位だ。

原稿は手書きだし。

但し、ドラマの「重版出来」を観られないのは少し困る。

それとブログに手を出せない。

そうこうしているうちに、
次回ゴー宣道場の募集が締め切りとなり、
伊勢志摩サミットが終わって、オバマ米大統領も広島を訪問して
帰って行った。

家内からの圧力も次第に強くなる。

仕方がないので、例によって長男にSOS。

電話で詳しく事情を説明した私に、長男は優しくただ一言だけ
アドバイスしてくれた。

電源のボタンを押したら」と。

たちまち復活!

夫婦2人して何をやっていたんだか。

なおパソコン復活前日に、小林よしのり氏の新著
『民主主義という病い』を拝受。

直ちに読了した。

間違いなく問題作。

特に「独裁のジレンマ」は全ての読者に“思想する”ことを
強要するはずだ。

詳しくは改めて。