小林よしのり

紙媒体を通して伝わる感性の不思議

小林よしのり

日々の出来事
2016年 5月 6日


幻冬舎の『民主主義という病い』の紙焼きが出て、最終修正に

一日費やしたため、『大東亜論』のペン入れが土曜日いっぱい

では終わらない見込みが出てきた。

月曜いっぱいまでかかるかもしれない。

担当氏には月曜夜に、原稿とコンテをピックアップしてほしい。

 

わしは今日も『おぼっちゃまくん』のシナリオ、まだコンテには

行かない。

昨日もやったが、ギャグは妄想の世界なので、出しては捨て、

出しては捨ての連続だ。

スタッフに確認しておくが、カラー扉1ページと、一色32ページ

(左ページ始まりで右ページ終わり)の「合計33ページ」だそうだ。

 

SAPIO」連載中の『大東亜論』の感想が、MLやライジングの

コメント欄で語られると、注目してしまう。

わしの思惑を見事に見破っているコメントがあると、感心すると

同時に、人の気持ちが紙媒体を通して伝わることが、不思議な

気がしてしまう。

当たり前なのかもしれないが、生まれも育ちも違うのに、感性が

伝わるって不思議だ。