小林よしのり

ネトウヨともたれ合う産経記者

小林よしのり

日々の出来事
2017年 7月 24日


産経新聞記者、とりわけ阿比留瑠比は、ネット情報しか

信じないようだ。

リベラル系メディアは政権への不信感を高め、ダメージを

与えることにしか目的がないと思い込んでいる。

内閣支持率が下がったのはテレビや左派系新聞のせいだと

言う。

 

可笑しいのは「すでにインターネット上では、メディアの

偏向報道と印象操作は周知の事実だからである」という

部分だ。

やっぱり阿比留はネトウヨの「まとめ情報」を読んでいる。

 

政権の支持率を下げた圧倒的多数の国民は、左派系メディア

によって「丸め込まれた」のであって、「今後、そうした人

は少なくなろう」と予言している。

その予言の根拠がネトウヨの情報なんだから、呆れたもんだ。

 

言っておくが、わしは産経新聞の記事を赤鉛筆で線を引き

ながら読んでいる。

ネット情報は、秘書から得て知っている。

右派から左派までのメディアを網羅して監視し、比較検討

しているのだ。

 

このメディア監視については、明日発売の「FLASH」に

掲載される『よしりん辻説法』に詳しく描いた。

題して「新聞は一見じゃ足りず」である。

ネトウヨや産経記者のように、自分に都合のいい記事だけ

しか見ないというタコ壺人間では、真実は見えないのだ!