高森明勅

BS11のインサイドアウトに生出演

高森明勅

2017年 4月 12日

4月13日、BS11の「報道ライブINsideOUT」に生出演。

午後8時59分から1時間の放送。

テーマは「議論大詰め 天皇陛下退位の行方」。

ゲストは私の他に成城大学教授の森暢平氏。

番組プロデューサーの話によると、
森氏はご本人と私の立ち位置の違いを、
概略こんな感じで分析されたとか。

横軸に「保守」―「リベラル」の対立を置く。

縦軸には「天皇の人間としての側面」を重視―
天皇の制度としての側面」を重視という対立。

例えば憲法学者の木村草太氏の場合、
「リベラル」で「
人間としての側面」重視。

高森は「保守」系ながら「人間としての側面」重視。

だから、この2人はその点では“近い”

自分は「リベラル」で「制度としての側面」重視。

よって、言わば対極の位置にいると。

面白い分析だ。

そうすると、八木秀次氏などは「保守」で
「制度としての側面」重視だから、
森氏とはその点では近いことになろう。

そう言えば譲位の制度化について、
2人とも「パンドラの箱」
を開けることになる、
という同じ表現で反対又は消極的な姿勢を見せていた。

番組そのものは討論番組ではない。

だから、立場が違う2人のコメントから、
視聴者に
多様で多角的な見方があり得ることを
受け取って貰えば良い。

どちらに共感し、説得力を感じるかは、
視ている人にお任せする。