小林よしのり

わしの立ち位置は常に「公」

小林よしのり

政治・経済
2017年 10月 19日


国会の法務委員会で、わしは国会議員に向かって宣言した。

「公」と権力が一致しているときは、わしは

何も言わない。

「公」と権力が分離していったら、わしは

「公」に就く。

つまり反権力の戦いに入るということだ。

 

これが政党や政治家を評価するときのわしの原則であって、

その時々で、安倍晋三に期待したり、民主党を批判したり、

共産党を支持したりもしてきた。

それが立ち位置がブレてると見えるのだろうが、実は一貫

して「公」に就いている。それだけのことだ。

 

一貫して自民党とか、一貫して民主党とか、わしはそんな

フェチではない。

一貫して公明党は宗教だから仕方がないし、一貫して

共産党というのも無宗教という宗教だから仕方がない。

 

安倍政権が退場して、石破茂や船田元が政権を取れば、

わしが自民党を応援することも大いにあり得る。

 

今は枝野幸男が最も「公」に近く、最も「保守」に近い

と思うから、立憲民主党を応援する。

海江田も長妻も福山も、わしは評価している。

辻元は憲法に関してはダメだが、安倍への切り込み隊長
として
最高の人材だ。

これに山尾志桜里が加われば、さらにパワーアップした

政党になるだろう。