小林よしのり

憲法違反の左翼マスコミ

小林よしのり

日々の出来事
2018年 5月 19日


「セクハラ罪という罪は存在しない」とする答弁書を

政府は閣議決定したらしい。

こんな当たり前のことをわざわざ閣議決定しなければ

ならないほど、セクハラ糾弾の風圧が強いのだろう。

 

表現活動の現場にいる者には、危機感を覚えている者が

多い。

だが、違和感を表明しただけでバッシングに晒されそう

なので、黙っているのだ。

写真家や芸術家は言葉で抗弁するのが苦手なのだろう。

その役割はわしが引き受けた。

 

今の刑法にセクハラ罪がないことくらい、法律家なら

誰でも知っていることだし、セクハラ罪を作るのは

不可能だということも分かっているだろう。

 

「罪刑法定主義」すら無視して、感情論だけで、懲罰

しようと煽る「報道ステーション」を始めとする

マスコミの報道は、まさに「人権無視」のヒステリー

人民裁判である。

 

日本国憲法の31条、39条でも、「罪刑法定主義」を

刑法上の原則として確認している。

さらに国連の世界人権宣言でも、「罪刑法定主義」を

宣明している。

 

「報道ステーション」を始めとする左翼マスコミは、

憲法違反を犯している。

安倍政権は憲法違反だらけだが、左翼マスコミも

同じ穴のムジナだ。