小林よしのり

表現規制と人間の創造力

小林よしのり

日々の出来事
2018年 6月 27日

朝はクーラーの寒さで目が覚めるか、気温の暑さで
目が覚めるか、どっちかしかない。
睡眠不足は夏の間中、続く悩みである。

今日は「FLASH」『よしりん辻説法』の締め切りだが、
チェックのための原稿コピーが何時に受け取れるかも、
担当りか坊を何時に呼べるかも、全く分からない。
原稿の渡しが夜になるのは確実のようだから、わしは
日中は自由に行動すると決めた。

明日(木曜)21時から、泉美木蘭さんとの生放送の
テーマは・・
「表現規制と人間の創造力」
・・とする。

椎名林檎や、ナントカというバンドの楽曲が「愛国的、
軍国主義的すぎる」と炎上したり、ワンピースの作者が
横井庄一を茶化した絵を描いたと抗議されて、謝罪
したりしている。
軍国主義的なポップスは、消えるべきなのだろうか?
日本兵をパロディにしたら、許されないのだろうか?

セクハラ糾弾全体主義は、美人コンテストの中止や
変質を余儀なくされている。
5秒相手を見つめてもセクハラという基準設定も、
人と人の間のコミュニケーションの表現規制である。

作品から、日常の行動までが、表現規制に曝されて、
窒息しそうな世の中になってきた。

なぜ人々は表現に目くじらを立て、人間の創造力や
芸術の芽を摘みたがるのか?
表現者、創作者、芸術家を、彼らは必要として
いないのか?
泉美さんとじっくり議論してみたい。