小林よしのり

外国人労働者はAIに負けるのでは?

小林よしのり

日々の出来事
2018年 11月 6日

人手不足で倒産してしまう企業もあるらしい。
少子高齢化だから当然こうなるだろう。

しかも日本人が3Kで働かなくなったから、
外国人労働者を受け入れなければならなくなった。

今や日本は世界第4位の移民大国となり、
使い捨ての労働力はもっと欲しい。

経営者は低賃金で働く者を欲している。
会社が儲かっていれば賃金を上げたいだろうが、
儲かってなければ仕方がない。
賃金を上げて倒産したんじゃ元も子もない。

低賃金じゃ日本人は働かないし、むしろ親のすね
かじってニートになってた方がいい。
前の世代の資産で子供が食っていけるうちは、
どうにもならない。

やっぱり低賃金でも真面目に働く外国人労働者の
方が甘え切った日本人労働者よりありがたいと、
経営者は実感で思ってしまう。
むしろ家族を呼んで我が社で働き続けてほしいと、
経営者は思うだろう。

だが今の制度のままでは、日本に行けば奴隷扱いだと
東南アジアの人々が思えば、中国や韓国や欧米や、
他の国々に行ってしまった方がいい。

だが、そのうち日本の人手不足は、AIで乗り越え
られるのかもしれない。
そうなると、どっちみち外国人労働者も日本人労働者も、
どっちも要らなくなる日が来るのではないか?
今はAI移行の過渡期。

そのうち人間の競争相手はAIになる。
そうなっても、わしは創造者・表現者だから、勝てる
と思っている。
囲碁や将棋の世界で、名人がAIに勝てなくなる日が
来ても、わしは勝てると思う。