笹幸恵

『新潮45』休刊

笹幸恵

日々の出来事
2018年 9月 25日
『新潮45』が休刊になった。
編集担当者さんからの電話の着信があって、
やっぱりそうか・・・と思った。
杉田水脈擁護企画の記事について、
9月21日には、「あまりに常識を逸脱した
偏見と認識不足に満ちた表現」だと
社長声明が出されていたし。

今日、休刊が決定したとのこと。
「部数低迷に直面し、試行錯誤の過程において
編集上の無理が生じ、企画の厳密な吟味や
十分な原稿チェックがおろそかになっていた」
とお知らせ文がHPに掲載されているんだけど、
要するに反朝日、反リベラル、反左翼なら
なんでもござれ、それが売れる、
売れているから文句ないだろ、ということだったんだろう。
なるべくしてなった論壇誌の末路なのかもしれない。

それにしても炎上の元となった小川榮太郎氏、
痴漢を例に出し、これを擁護してLGBTをバッシングしたくせに、
自身のフェイスブックでは、誤読だ、読解力がないと周囲を批判、
挙句に「私への誹謗中傷のツイートが余りにも組織的、
司令塔なしに不可能なレベル」
「異常な圧力がなかったかどうか、言論の自由のために
本格的な取材で暴く必要がある」などと、陰謀論に走っている。

大丈夫か?