小林よしのり

人を褒めたい

小林よしのり

日々の出来事
2019年 4月 23日

「ゴー宣道場」の門下生をわしが個人名を挙げて評価
すべきじゃないという意見があった。
誉められた個人が舞い上がって、承認欲求を充たされて
狂うのだそうだ。
あるいは誉められた個人に権威が発生して、周囲が
その権威に靡くこともあるそうだ。

だからわしは「ゴー宣道場」の門下生には関わらない
方がいい、天皇みたいになるべきだと言われたことも
ある。

当たり前のことだが、わしは天皇みたいにはなれない。
わしは「王様は裸だ」と見抜く子供のままでいたい。

特に年取ってから、人を誉めたいという衝動が強く
なったようだ。
立派な奴は立派な奴だと褒めまくりたい。
その代わり、狂ったら、「誉めすぎたら狂った」と
はっきり言うようにしたい。