小林よしのり

東北開催を望む者へ

小林よしのり

日々の出来事
2019年 6月 21日

今日は15時に『よしりん辻説法』のわしのペン入れの
準備ができるので、それまでケネス・ルオフ氏の本を
読んでいる。

「ゴー宣道場」を東北でやりたい門下生がいる。
東北はオリンピックの影に隠れて、復興が遅れている
んじゃないかという心配があって、道場開催を望む
人々がいるのならやってあげたい。
けれども実際、人が集まるのかという懸念は大きい。

東北の設営隊志望の中に女性がいないのも問題だ。
いまどき女性がいない集団なんて、異様に感じる。
ただでさえ東北は気の毒だがマイナーなイメージが
あるので、元気のある女性がシンボルとして発言し、
イメージをひっくり返せたらいいのにと思う。

もし東北でやるとなると、その前にわしは視察しなけ
ればならなくなるだろう。
あの大地震と大津波と原発事故のあとに見て回ったが、
今はどうなっているのか分からない。

東北門下生にとって、一つ良い情報があるが、それは
「聞造会」のメンバーであるP村が東北開催にこだわ
っていることだろう。
P村は優秀な男なので、わしを説得する力がある。
ただ言葉による説得ではなく、何らかの材料を作って
くる可能性がある。
東北の門下生はこのP村に相談するのがいいだろう。