高森明勅

今年の超「私的」5大ニュース

高森明勅

日々の出来事
2019年 12月 31日

年末に当たり、今年(平成31年・令和元年)の超「私的」なニュース(?)
を5つ取り上げてみたい。

1、長男が結婚。
平成31年4月29日「昭和の日」、昭和生まれの長男が、笑顔の似合う
落ち着いた女性と結婚した。
都内のホテルで両家の顔合わせたがあった時、デザートを盛り付けた
皿に、次の言葉をチョコレートで書いて貰った。
「2人の出会いが2つの家族を結ぶ。幸(さち)多かれ」。
この日、コピーライターでもない私が用意した、ささやかなメッセージ。
長男の結婚は本当に嬉しかった。

2、御代替わり関連でメディアに露出。
「剣璽等承継の儀」「即位礼正殿の儀」「祝賀御列の儀」それぞれの
特別番組での解説をはじめ、多くのテレビ番組に出演(海外の複数の番組にも)。
新聞も読売・朝日・毎日・産経・東京・中日及び共同通信社配信の各紙に
「大嘗祭」その他に関わる談話・コメント・拙稿が掲載された。
他に『週刊新潮』『女性セブン』その他の週刊誌などにも。
昭和から平成への御代替わりの時には、発信の機会を殆ど与えられないまま、
メディアに登場する識者の発言に不満を募らせていたのを思い出す。

3、国会議員の勉強会でレクチャー。
皇室典範の改正を巡り、自民党や立憲民主党の議員連盟の勉強会に招かれ、
私なりの考え方を解説した。
実は「正解」は分かり切っている。
来年の国会論議でちゃんとした決着に至ればよいが。
更に微力を尽くそう。

4、『天皇と国民をつなぐ大嘗祭』刊行。
私の初めての著書が『天皇と民の大嘗祭』(展転社)。
平成2年の出版だった。
それをリニューアルした、上記書籍が令和元年に刊行されたのは、いささか感慨深い。

5、令和最初の皇居勤労奉仕。
昨年の平成最後のご奉仕に続き、高森稽古照今塾の受講生が中心になって
奉仕団を結成。
ご会釈を賜る光栄に浴した。
K団長、お疲れ様。

番外、私の造語「ボーカル・マジョリティー」が今年のライジン版流行語大賞を受賞。
他でもない、(選ぶ側の主体性が問われる)この言葉が選ばれた事が、特に嬉しい。

番外その2、愛犬・豆太郎が椎間板ヘルニアに。
それまで難なく飛び上がっていた門扉の所の階段に、うまく飛び上がれなくなった。
散歩の時に後ろ足を引き摺るようになった。
さすがに鈍感な私も、異常を感じて動物病院に連れて行った。
ダックスフンドは椎間板ヘルニアになりやすい犬種だという事も知らなかった。
しばらく薬を飲ませながら療養に努めた。
今は全快。
毎日、最低でも朝晩2回の散歩は欠かさない。

以上、5つのはずが番外も含めて7つ取り上げてしまった。
皆さん良いお年を!

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