小林よしのり

舞台クラスターは悪ではない!

小林よしのり

日々の出来事
2020年 7月 14日

舞台クラスターが出たということで、主催者がバッシング
されている。
これではもう劇団は公演ができなくなる。

そもそも潤沢な資金がないと、感染対策を徹底的には
やれないし、その上、客も半分くらいしか入れられない
のだから、赤字にしかならない。

「ゴー宣道場」とて他人事ではない。
感染者を出すことは「悪」になってしまっている。
これではもう「集会」そのものが困難になる。

つまり憲法で保障された「集会の自由」が危うくなるのだ。
「集会の自由」は民主主義の根幹である。

感染者を出したら「悪」、感染者は「悪」とされれば、
人が集うこと自体が危険視されるので、中国と同じ環境に
なってしまうが、そういうことは民度の低い日本人には
分からないだろう。

集会に参加したら、インフルエンザをうつされたという
ことがあったら、うつした奴は道徳的に非難されることが
あるかもしれないが、スキャンダルのように騒がれ、他人に
叩かれることはない。
主宰者がバッシングされることはないし、うつされた人まで、
非難され、謝罪に追い込まれるようなことはない。
それが新コロだと「悪」にされるのだから異常だ。

狂った状況が加速するばかりで、コロナ脳が解除される
気配がない。
「ゴー宣道場」は絶対にこの全体主義と用心深く戦わねば
ならない!用心深く戦うのだぞ!
すべてが終わったとき、価値の反転が起こる。