小林よしのり

人類の未来を決める権利はウイルスにしかない

小林よしのり

日々の出来事
2020年 12月 24日

『コロナ論2』の、ちぇぶさんの感想は「家庭の医学」
を超えていて見事です。
「人類の未来を決める権利はウイルスにしかなくて、
科学は人類の破滅の危機を含んでいる」というのは
名言です。

わしが描いた進化した人間の姿を、奇形と勘違いした
者がいるかもしれないが、例えば原発の放射能による
奇形は遺伝子を損傷させて現れるもので、人類の危機
を含んでいる。

だが、ウイルスによる進化は、水平方向の遺伝子の
移動が、垂直方向の遺伝子の配列に組み込まれて
生物の進化を促進させるもので、これは自然の摂理
だから、今の人類にはそれを阻止する権利はない。

宿主を大量に殺さぬウイルスは受容するしかない。
例え少数の犠牲者が出ても。